神無月特集(1) 天御中主から伊邪那岐・伊邪那美まで

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天地が初めてひらけた時、高天原(たかまがはら)に成った神を天御中主神 (あめのみなかぬしのかみ)といいます。次に高御産巣日神(たかみむすび のかみ)と神産巣日神(かみむすびのかみ)が現れました。

この三神を一般に造化三神と言っています。その次に現れたのが宇摩志阿斯 訶備比古遅神(うましあしかびひこじのかみ)、天之常立神(あめのとこた ちのかみ)で、ここまでの5神を合わせて別天神(ことあまつかみ)と言い ます。

このあと、国常立神と豊雲野神が現れたあと、夫婦神が数世代現れます。

  宇比地邇神・須比智邇神   角杙神・活杙神   意富斗能地神・大斗乃弁神   於母陀流神・阿夜訶志古泥神   伊邪那岐神・伊邪那美神

国常立神から伊邪那岐神・伊邪那美神までを神代7代と呼びます。そして、 この伊邪那岐(いざなぎ)神・伊邪那美(いざなみ)神が日本列島を生成 しますが、それは次回の配信で述べます。

上記の物語の中で、3・5・7という奇数が使われていることは注目してよ いと思います。また上記の神を全部合わせると17柱になります。これは陽 の極数9と陰の極数8を加えた数になっています。聖徳太子が制定した憲法 もこの17という数字を使って、十七条にまとめられていたことは周知。こ の記述をまとめた人は間違いなく、陰陽五行思想を修めていたことが確信で きます。

なお、高御産巣日神は高天原系の神の根本神、神産巣日神は出雲系の神の根 本神です。また国常立神はしばしば天御中主神と同一視されます。上記の 古事記の記述においても、別天神5神を紹介した上で、改めて国常立神から 記述が起こっていることに注目してよいと思います。



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