神無月特集(14) 国引き神話

↑
→ 神無月特集(14) 国引き神話

この神話は出雲風土記に書かれています。一般に古事記・日本書紀に書かれ ている神話が上品であるのに対して、風土記の神話はほのぼのとした民話っ ぽいものが多いのが特徴です。

この神話の主役は八束水臣津野命(やつか みづ おみ つの のみこと)とお っしゃる方です。この神は出雲の国を見て、ずいぶん小さいなとおっしゃっ て、あちこちから土地を引き寄せてきて大きくしようということにしました。

まず、朝鮮の三崎から土地を引き寄せました。これは大社町付近のようです。
それから佐伎の国から土地を引き寄せました。これは宍道湖北側付近のようです。
それから農波の国から土地を引き寄せました。これは島根町付近のようです。
そして越国の珠洲から土地を引き寄せました。これは美保崎付近のようです。

4番目のは高志の都々と書いてありますので、越の国、能登半島の珠洲のこ とだと思います。農波とは丹波の国のことでしょうか?あと残る佐伎は萩で しょうか?あるいは壱岐か隠岐でしょうか?

ともかくも八束水臣津野命はここまで国引きをすると「これで終わり」とい うことで杖を立てられたところが意宇(おう)だとのことです。

要するに島根半島の土地は4ヶ所から集めてきて作ったものとのことです。



(C)copyright ffortune.net 1995-2016 produced by ffortune and Lumi.
お問い合わせはこちらから