宿の日(8.10)

↑

宿の日(8.10)

8月10日は語呂合わせで「宿の日」。これは日本の宿、主として旅館の良さをアピールしようと国観連・日観連・全旅連・日本観光協会の宿泊観光4団体が定めたものです。この日全国の観光地などの旅館組合ではいろいろなイベントを行います。

およそ宿の歴史というのは人類の文明の始まりとともに始まったに違いありません。

四大文明といわれるメソポタミア・エジプト・インダス・黄河の各文明の間にも交流があったことが認められており、交流があるということは人が旅をするということであり、旅をするということは宿もあったということになります。

ただし昔の宿というのは今のホテルなどとは随分雰囲気が違います。江戸時代も中期の頃までは旅をする人は自分で食糧を持ち歩くのが基本でした。庶民の宿として発達した旅籠(はたご)も基本的にはみな素泊まりであって、各自米や麦などを持参してそこで自炊していました。それが江戸時代中期以降に貨幣経済が発達するとともに旅籠側が食事を提供する方式が生まれてきます。

現在、日本の宿はシティホテル・ビジネスホテル・旅館・民宿と大雑把に分類できます。基本的には個室に区切られプライバシーが守られていて食事は別なのがホテル、部屋は障子ひとつで区切られているだけで宿の人が布団の上げ下げをして食事も部屋まで持ってきてくれるのが旅館、ということになりますが、実際にはそれぞれの宿によるサービスの方式は様々であり、境界線上の宿もかなりあります。

特に近年は大規模な旅館では人件費の問題から各部屋に食事を運ばず、客が食堂に行って食べなければならない所もよくあります。またホテルでも和室になっていて宿の人が布団の上げ下げに来る所もあります。この他特殊な形態のものとして、国民宿舎・ペンション・カプセルホテルなどもあります。

1993年頃まではわれわれ通信をする人が旅をする場合、電話がモジュラーになっている宿を確保するというのが非常に重要なポイントでした。だいたいの目安としては昭和50年代以降に建てられたホテルの場合はモジュラーになっていることが多かったのですが、そういう宿の情報がNIFTYのFOLTJ(だったかな?)で交換されていました。しかし最近ではまずこの問題を心配する必要もなく、万一の時は携帯電話につなげば通信ができるので困ることはほとんどなくなりました。

私が泊まった宿で最後に通信できなかったのは1994年春の大阪。一泊5000円という超安いホテルだったのですが昭和50年代に改装の記録があったので大丈夫かな?と思ったらダメでした。その日は会社にメールを送るのに近くの公衆電話まで行きました。2泊の予定だったのですが、それでは仕事にならないので翌日はキャンセルして別のホテルに移りました。


↑ Dropped down from 今日は何の日.
(C)copyright ffortune.net 1995-2016 produced by ffortune and Lumi.
お問い合わせはこちらから