鉄道の日(10.14)

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10月14日は「鉄道の日」です。これは1872年(明治5年)日本初の鉄道が新橋−横浜間に開通したことを記念するものです。1922年に定められた古い記念日です。

「汽笛一声新橋を」という鉄道唱歌にも歌われているこの新橋−横浜間の鉄道はイギリス人技師の指導により明治3年から建設が始まったもので、全長29kmで汽車の速度は時速32kmでした。なお、この新橋はのちの汐留貨物駅、横浜は現桜木町駅です。

このあと1874年大阪−神戸間、1877年京都−大阪間、と各地で鉄道が開業、1889年にはとうとう新橋−神戸間が開通します。そして、各地で鉄道が開業していきますが、政府は1906年鉄道国有法を制定。これらの鉄道を全て国営化しました。

そしてこの国営鉄道は戦後もそのままの体制で日本国有鉄道として継続、莫大な赤字を蓄積して1987年民営分割されJRになります。赤字を蓄積した最大の原因は政治家の介入により不採算路線を強引に開発したことでしょう。不採算路線をその地域の開発のために政治的配慮で開業させるのであれば、当然その赤字はそもそも行政府が補填するべきものだったかも知れません。

JRの線路は時々不自然なカーブを描いていることがありますが、それはだいたい、その曲がった先の所に有力政治家が住んでいたりしたものであるとよく噂されます。また、某県には新幹線の駅が5個もありますが、これもこの県から実力派の総理大臣が複数出たためであると噂されます。またそもそも某新幹線自体が某有力政治家の力で強引に作られたものであると噂されます。

これらの噂については各々反論もありますし、その反論に耳を傾けると確かに妥当な気もするのですが、果たして真実は・・・・・?

ただ「赤字になるから作るのは良くない」というのは必ずしも正しい議論ではないなと私も最近思うようになっています。九州新幹線(鹿児島中央−新八代)などは良い例で、あんな所に新幹線作っても意味ないだろう?とかどう考えても赤字だろう?という意見が強い中での開業だったのですが、結局元々すごい赤字だった路線を第三セクターに移管して、それに併設する新幹線を開業させているので確かに赤字ではあってもJR九州としては逆に採算性が良くなっているのです。

ただ移管された第三セクターの今後の経営状況が良くなる可能性は少なく、もし行き詰まれば地域の足が失われることになって、新幹線への転換が必ずしも地元のためにはならないという事態も予想されます。同様のことは今後、長崎新幹線・北陸新幹線などでも起きる可能性があります。

最近JR東海の一般株主(大半が1株株主)の間では中央新幹線(リニア新幹線)が是か非かというのが、かなり議論されています。中央新幹線はしばしば誤解されているように現在の中央本線のあずさ(これはJR東日本の管轄)に代わるものではなく、東海道新幹線の輸送力を補強するためのものなので、アルプスの山の中、更には伊賀上野の山の中を突っ切って大阪に至る、とんでもない山岳新幹線です。リニアの超高速でトンネルを抜けられると気圧変化が凄まじいだろうことは容易に予想できますが、株主の側から見ると、その膨大な建築費を地元が出してくれるというのであれば、話に乗っても悪くないのではないかという意見も有力。しかし自治体は・・・・・・

(1999-10-13)(2005-10-14 加筆)


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