二月堂修二会(3.1-3.14)

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二月堂修二会(3.1-3.14)

3月1日から奈良の東大寺二月堂で、「お水取り」として知られる修二会(しゅにえ)の本行が始まりました。1200年も続く春の祭典で、真っ暗の闇の中に松明が踊る厳粛な儀式です。

これは基本的には二月堂のご本尊である2体の秘仏・十一面観世音菩薩に1年間の罪を懺悔し、国家安泰と万人豊楽を祈る行事です。十一面観音の十一面に合わせて各地の僧十一人が練行衆として2月20日から前行に入り、3月1日からは14日までの本行に入ります。

火祭りとして知られるお水取りですが、年間で一番寒い時期ですので、練行衆にとってはほんとに厳しいお勤めです。このお勤めに参加するのは今年は下記の11名です。

和上(わじょう) 新藤晋海・観音院住職  北衆之二     鷲尾隆元・地蔵院住職
大導師      上野道善・真言院住職  南衆之二     黒川佳応・施法寺副住職
咒師(しゅし)  筒井寛昭・龍松院住職  中灯(ちゅうどう)森本公穣・新禅院住職
堂司(どうつかさ)狭川普文・北林院住職  権(ごん)処世界 上野周真・上生院住職

北衆之一     田方広真・景福寺副住職 処世界      尾上徳峰・祥明寺住職
}南衆之一     上司永照・惣持院住職

本行の間は正午から夜零時までの間、日中・初夜・日没・半夜・後夜・晨朝の6回一般人の立ち入りが禁止された内陣の中で「六時の行法」という荒行を行います。その間、夜の行法に上堂する練行衆を導くのが大松明です。「おたいまつ」と呼ばれるこの松明は伊賀一の井から寄進されるもので、法螺貝と錫杖の音が響く中回廊を乱舞して回り、参拝者は争ってこの松明の火の粉を浴びて厄除けのまじないとします。

クライマックスの「お水取り」は12日深夜、正確には13日午前2時頃に行われます。練行衆が若狭井からお水を汲み上げ、ご本尊にお供えします。この水は3月2日に小浜市の遠敷神社から水送りされたものです。松明もこの日最も大きいものが使用されます。

お水取りについて、詳しいことはこちらを参照してください。


(2000.03.01)

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