赤間神宮先帝祭(5.3)

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今年(1999)の赤間神宮(山口県下関市)の先帝祭は5月3日のみで終わりです。

例年は5月3日に上臈参拝などの神宮内での行事が行われ、4日に源平合戦・巌流島決戦などが行われていたのですが、今年からはこういった一連の行事を3日に全部やってしまうことになりました。

赤間神宮は源平の壇ノ浦合戦で亡くなった安徳天皇をお祀りする神社で、昔はお寺だったのですが、明治以降は天皇家が仏教から神道に変わったのに合わせて神社になりました。異国風の赤い山門が特徴的です。

安徳天皇は平清盛の孫。清盛が元気な時はまさに平家繁栄の象徴でしたが、その平家も、清盛が亡くなると、源氏が勢いを盛り返し、義経の天才的戦術にもやられて天皇とともに西海まで追いつめられることになりました。

この戦いで負けを悟った清盛の妻・二位尼とともに入水。続いて入水しようとした天皇の母で清盛の娘・建礼門院は源氏の兵にすくい上げられて余生を京都・大原で過ごすことになります。時代は無情です。

その平家を追い落とした源義経も兄の頼朝に追われる身となって東北平泉で自刃。その頼朝も征夷大将軍になるも落馬事故であっけなく死亡。その直系の血もまもなく絶えて、時代は平家の一族である北条氏の天下となります。

安徳天皇の遺体と霊は三種の神器のひとつ草薙剣とともに今も壇ノ浦の海中にあります。


(1999-05-02)

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