浅草三社祭(5.14-16)

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5月の第三金〜日曜には東京は浅草の浅草寺の隣・浅草神社で「三社祭り」が行われます。2003年は16〜18日になるかと思います。

「三社祭り」という名前を聞くと、知らない人は三つの神社の合同祭りか?と思うかも知れませんが、これは簡単に言うと、浅草神社の御祭神が三人いるからです。

浅草神社は現在は明治の神仏分離令のため一応敷地が区切られていますが(ほんとに一応ですね...有って無きに等しい境界ですが)本来浅草寺と一体のものです。

推古天皇36年(628)に隅田川で漁をしていた檜前浜成(ひのくまのはまなり)・竹成(たけなり)の兄弟が、約8cmの黄金の観音像を網に掛けました。村長の土師真仲知(はじのまつち)に相談したところ、これはきちんとお祀りした方がよい、ということになりお堂を建てて祭ったのが浅草寺の始まりです。

浅草神社はこの浅草寺の御本尊・聖観音像に関わった三人、土師真仲知及び檜前兄弟を祀ったものですが、後世、この3人は、真仲知が阿弥陀如来で、浜成と竹成はその脇侍の観音菩薩・勢至菩薩であるという権現思想が生まれ、そこからこの浅草神社は三社権現と呼ばれるようになりました。その三社権現のお祭りなのでこのお祭りは三社祭と呼ばれているのです。

お祭りの内容は、大行列や神輿(神様が三人なので神輿も三基ある)の宮出し・宮入などです。非常に人出が多いですし、交通規制なども掛かりますので、お出かけの節は公共交通機関を利用した方がよいでしょう。

なお、同じ時期に行われるので新聞などでも神田祭と三社祭が混線していることがありますが、場所が違いますので行き先を間違えないように。神田祭ならJRお茶の水、三社祭なら地下鉄浅草が便利でしょう。


(1999.5.13)
(2002.7.9修正)

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