その他のお茶の種類

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■麦茶
麦を焙煎して作ったもので、一般に家庭などでヤカンで煮出しして入れるが、最近は水に漬けておくだけでもできる水出しタイプも普及している。しかし元々細菌が繁殖しやすい夏用の飲み物であることからも、また味の面からも、できれば煮出ししたほうがよい。独身者向けなどに、少量作れる濃縮タイプも販売されている。ノンカフェインなので、子供の飲み物としても優秀である。

普通は大麦を使い、特に六条大麦が多いが、二条大麦を混ぜて使う場合もある。

■ハトムギ茶
ハトムギの実を焙煎して作ったお茶。麦茶のバリエーションとして普及している。ただし妊娠中は禁忌なので注意すること。

■甜茶(てんちゃ)
同じ読みでも「碾茶」とは別物なので注意。一般にバラ科やアジサイ科などの様々な木の葉から作る甘いお茶の総称であり、甜茶といっても色々な種類がある。「花粉症に効く」と宣伝されたこともあるが、本当に効果があるという、信頼すべき調査結果は存在しない。

■甘茶
甜茶(てんちゃ)の一種で、ユキノシタ科アマチャの若い木の葉を蒸して揉み乾燥させたもの。4月の灌仏会(花祭り)で、誕生仏に掛けるお茶として知られる。

■アマチャヅル茶
上記の甘茶と混同される場合もあるが別物。ウリ科のアマチャヅルの葉で作ったお茶。朝鮮ニンジンと似た作用がある。

■マテ茶
モチノキ科の常緑低木の葉から製した茶類似の飲料(三省堂大辞林)。中南米で飲まれていた。

■浜茶
カワラケツメイの茎・葉を陰干しし刻んで作ったもの。弘法茶、豆茶とも。

■枸杞(クコ)茶
ナス科の落葉低木。クコの葉や茎を干して作った茶。強壮効果や血圧の低下作用などがあると言われるが明確ではない。妊娠中絶作用のある成分(ベタイン)が含まれているので、妊婦は絶対に飲んではならない。

■桑(くわ)茶
桑の葉で作ったお茶。中風に効くとか血糖値を下げるとか言われるが明確では無い。

■波布(はぶ)茶
マメ科ジャケツイバラ亜科センナ属のハブソウ(波布草)の種子を炒って作った茶。しかし実際に売られているものは、近隣種のエビスグサの種子(ケツメイシ)を使用したものが多いという。波布草は江戸時代に、ハブに噛まれた時に効くと言われて輸入され栽培されるようになったという。ある程度の解毒作用もあるようだが、ハブに噛まれたら、すぐに病院に運ぶべき。


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