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●●● 八十八夜とお茶●●●

「茶摘み」の歌にも歌われている「八十八夜」は今年2000年は5月1日です。これは立春から数えて88日目にあたる日のことですが、春から夏への移行期として農業の上で重要な日取りでして、この頃稲をはじめとして各種の種まきが行われ、また歌に歌われているように新茶の摘み取りをする季節です。

お茶は平安時代の初期に中国からもたらされたものとされ、滋賀県の日吉茶園が805年に作られた日本最古の茶園だそうです。しかし本格的に茶の栽培が行われるようになったのは鎌倉時代からで、栄西禅師が明恵上人に中国から持ってきた茶の種をプレゼントし、栂尾の深瀬にまいたのがきっかけとされ、これが宇治茶の起源であるとされます。

各地のお茶に関しての起源は半ば伝説化しているものが多いので詳細が不明ですが、現在では宇治・静岡・伊勢・八女(福岡)・狭山(埼玉)などが代表的な茶の産地になっています。

宇治の茶は最も古くから名高かかった産地で、京都の公家に愛されたほか江戸時代には毎年将軍への献上の茶の行列が大名行列並の扱いで東海道を行進したことでも知られています。

静岡の茶は日本全国のお茶の流通量の7割を占めており、また現在の日本の茶の代表的品種である「やぶきた」(杉山彦三郎が竹藪の北で見つけたことから命名^^;)の原産地でもあります。明治時代に、元幕府の侍たちや、幕末の侠客として有名な清水次郎長らが熱心に開拓して茶畑の面積を広げました。

八女(やめ)の茶は15世紀から生産が始まったもので、全生産量では同じ九州の嬉野(うれしの)茶よりも低い全国9位にすぎませんが、玉露の産地として知られ、全国の玉露流通量の半分は八女産です。

狭山の茶は私は石川県の妻の実家で初めて見ました。九州では全く見ませんが東京方面の方にはおなじみでしょうか?? ここは製茶機械の発明者高林謙三の地元です。

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