↑ ←→賀茂探求(5)みたらし団子
written by Lumi on 00/05/02 07:13.
上賀茂神社の境内をふたつの川が流れています。 右側に御物忌川(おものいがわ,みものいみがわ)、左側に御手洗川(みた らしがわ)。この2つの川は橋殿(舞殿)のところで合流し、「楢の小川」 となって、境内を出てからは明神川と呼ばれ、隣の大田神社方面へと流れて いきます。 一方下鴨神社のそばには御手洗池があり、そばに御手洗社が建っています。 葵祭りの斎王代は1年交替で、この上賀茂神社の御手洗川と、下鴨神社の 御手洗池で、禊ぎの儀を行うことになっています。 さて神社にはどこも御手洗(みたらし)があるのですが「みたらし」という 言葉からはむしろ「みたらし団子」を連想する方が多いのではないでしょう か。 実はこの「みたらし団子」というのは、この賀茂神社の御手洗から生まれた ものです。 その昔、後醍醐天皇が下鴨神社に行幸なさった折り、御手洗池の水をすくっ たところ、一つ泡が浮いて、そこから少しだけ離れたところに4個の泡が並 んで浮かんだといいます。そこでその様子が面白いということで、5本の 団子のうち、1個を少し離して刺した串団子がつくられ、これをこの故事に ちなんで「みたらし団子」と呼びました。 滋賀県の吉田玉栄堂などでは扇形に広げた10本の串に5個ずつ合計50個 の団子を刺したみたらし団子を販売していますが、これが元々の形式らしい です。 しかし現在はこういった形によらず、広く醤油ダレの串団子をみたらし団子 と呼んでいます。高山のみたらし団子も有名です。

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