ハウスとASC・MC

↑

サイン(星座)とハウス(室)


占星術では天空を12のサイン(星座)に分割しますが、地上から見た方位も12分割します。これをハウス(house,室-しつ-)といいます。ハウスには1から12までの番号を振ります。東側が1で北が4,西が7,南が10です。地球の自転(rotation)により星は24時間(正確には23時間56分4秒)で日周運動をしますので、ほとんどの星は(24÷12=2で)約2時間おきに1ハウス→12ハウス→11ハウス→10ハウス→....→2ハウス→1ハウスと移動していくことになります。

太陽は日出の頃に1ハウスにあり、昼は12〜8ハウス、日没の頃に7ハウス、夜の間は6〜2ハウスにあります。

ハウスには各々「代表となる点」があり、カスプ(cusp)といいます。特に1ハウスと10ハウスのカスプはASC(アセンダント), MC(エムシー)といって、大変重要です。正確なことは次項で述べますが、ASCはその人の外見や個人的なことを支配し、MCはその人の仕事に関することを支配します。

なおASCの反対側の点をDSC(ディセンダント)といい7ハウスの代表点, MCの反対側の点をIC(アイシー)といい4ハウスの代表点になっています。

黄道とASC,MC

あまり星に興味の無い人でも、冬と夏では見える星座が違うことはご存じだと思います。これは地球が太陽のまわりを1年(正確には365.2564日)掛けて公転(revolution)しているため、星空に対して太陽が見える場所が毎日少しずつ(365.2564日で360度だから1日に約1度)ずれていっているためです。


天空上でこの太陽が見える場所をなぞっていったもの(軌跡)を黄道(こうどう/おうどう,ecliptic)といいます。つまり太陽の通り道ですが、水星や金星などの惑星もだいたい黄道の近くを周回しますし、月の通り道(白道−moon's path−という)もだいたいこの近辺にあります。

黄道と地平線の交点のうち東側のものがASC(アセンダント),西側のものがDSC(ディセンダント)です。また黄道と子午線の交点のうち南側のものがMC(エムシー),北側のものがIC(アイシー)です。

話が難しいと思った方は『ASCは1ハウスの方角、MCは10ハウスの方角』とだけ覚えておいてください。

比較的どうでもよいことですが、上図を見るとおり、ASC,DSCはだいたい東側の点,西側の点ですが、純粋な真東・真西とは、ずれます。これは地球の自転軸が傾いているためで、春分と秋分では真東・真西になり、冬の間は南にずれ、夏の間は北にずれます。なお真東の点,真西の点はEP,WPといいますが、あまり重要ではありません。

↑
(C)copyright ffortune.net 1995-2006/2019 produced by ffortune and Lumi.
お問い合わせはこちらから