タロットの基本的な用語

アルカナ(Arcana)
秘儀という意味。タロットは大アルカナ22枚と小アルカナ56枚(稀に60枚,64枚のものもある)で構成される。小アルカナは4つのスートに分けられる。
スート(suit)
小アルカナの同じマークを持ったカードのひと揃い。ひとつのスートは通常14枚で構成される。これはA(1)〜10の数札と4枚のコートカードで構成される。スートは棒(wand, rod), 剣(sword), 聖杯(cup), 金貨または皿(coin, disk)というケースが多い。棒はトランプのクラブ、剣はトランプのスペード、聖杯はトランプのハート、金貨はトランプのダイヤに相当する。
コートカード(court card)
「コート」は宮廷の意味。小アルカナの各スートに4枚ずつある人物カード。王(king)・女王(queen)・王子(prince)・王女(princess)、というパターンのものと、王(king)・女王(queen)・騎士(knight)・従者(page)というパターンのものがある。クロウリーのトートのタロットでは騎士・女王・王子・王女で、この騎士は通常のタロットの王に相当する。初心者が間違えやすいもののひとつ。
ピップカード(pip card)
小アルカナの各スートのA,2〜10の番号のカードのこと。各スートのシンボルがその数字の個数分描かれているものと、それを描き込んだ独自の絵になっているものとがある。
デッキ(deck)
タロットのひと揃いのこと。
フルデッキ(full deck)
大アルカナ・小アルカナを入れた78枚構成のタロット。販売されているタロットには22枚の大アルカナのみのものと、小アルカナまで入れた78枚のものとがある。しばしば最初22枚だけで販売されて、後に小アルカナを補作してフルデッキを出すことがある。
シャフル(shuffle)
カードを混ぜること。通常はステアリング・シャフルと言って、テーブルの上で両手で掻き混ぜるが、狭い場所でやる時はトランプと同様に手の中で切る(ヒンズーシャフル)。
パイル(pile)
タロットカードをそろえて机の上に置いた「山」。
カット(Cut)
カードのパイルを3つに分けた上で順序を入れ替えてまた重ねること。この順序の入れ替え方を被占者に指定してもらう人もいる。
スプレッド(spread)
タロットを占う時にカードをテーブルの上に並べるその並べ方。また並べること。レイアウト(layout)とも。
メソッド(method)
占い方。スプレッドと同義で使われる場合もあるが、メソッドという場合、複数のスプレッドを組み合わせて展開するような複雑な占い方なども含めていう。
オラクル(Oracle)
一般には「神託」と訳される。タロットを通して占いの結果を得ること。
ディビネーション(divination)
divineは神様のという意味で、占い全般を指す言葉のひとつ。オラクルという場合は霊感的な部分の比率が高いものが多いが、ディビネーションの場合はある種の手続きにより導き出すものが多い。タロットや易のほとんどの手法はディビネーション的である。
シンボリズム(symbolism)
例えば隠者のカードは多くが左を向いているが、これは左という方向が心理学で「内省」を表す向きだからである。タロットにはこういう図形的な秘密がたくさん埋め込まれている。こういうものが「シンボリズム(象徴)」で、これを無視して制作されたタロットは一般に使いにくい。
カバラ(Cabala,Qabalah,Kabbalah)
ユダヤの神秘思想。ヘブライ文字が22文字で大アルカナの数と同じなので、関連があるのではないかと言われて随分研究された。特に初心者の内は気にする必要は無い。
聖別(sanctification)
タロットカードを購入してから最初に使う前に「自分のもの」にする儀式。やり方は人それぞれだが、初心者の内はあまり気にする必要はない。回転の良いお店やAmazonなどで新品を買ってきた場合は、買ってきてから1日以上、自分の部屋に置いてから使用すれば大きな問題はたいてい起きない。これが自分でできない人は中古のタロットには手を出さない方が良い。
逆位置(reverse)
カードの絵柄が本来の向きとは逆に出ること。普通に出たものは正位置(normal)という。昔は正位置と逆位置でカードの意味はまるで変わる、みたいな言い方がされたこともあるし、ネットの自動タロット占いでは区別されている場合がほとんどだが、実際にはあまり気にする必要はない。

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