SI単位系

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SI (Systeme International d'unite) 国際単位系。度量衡の標準単位系 で、旧[MKS]単位系をもとに、次のような単位を基本として組み立てた 単位系のこと。1960年に国際度衡量総会で採択された。

長さ m (metre) メートル 質量 kg (kilogram) キログラム 時間 s (second) 秒 電流 A (Ampere) アンペア


温度 K (Kelvin) 絶対温度 物質量 mol (mol) モル 光度 cd (candela) カンデラ 角度 rad (radian) ラジアン 立体角 sr (steradian) ステラジアン

 各々の定義は次のようになっている。
 
 秒    元々は1日の長さの86400(24×60×60)分の1として定義された       ものであるが現在は「セシウム133原子の基底状態の二つの超微細       準位(F=4/M=0, F=3/M=0)の間の遷移に対応する放射の9192631770       周期の継続時間」と定められている。

      なお時刻はその場所場所で別々に流れているものなので太陽表面       における1秒と地球表面における1秒は違う長さである。この問題       は[力学時]の項参照。

 メートル 元々はフランス革命の時に地球の赤道の長さの4万分の1として       定義されたものであるが、現在は「光が真空中で299792458分の1       秒の間に進む距離」と定義されている。
      
      この定義になる前は「メートル原器の長さ」という時代もあった。
      メートル原器は温度による伸縮の少ない白金とイリジウムの合金       で作られ1799年に完成。そのコピーの「準原器」が各国に配布さ       れていた。
      
      その後1960年に「クリプトン86原子のスペクトル線2P10-5d5の       真空中における波長の1650763.73倍」とされたが、1983年に現在       の定義に改訂された。

 キログラム 元々は1立方センチの水の質量を1グラムとして、その1000倍と       されたものであるが、現在は「キログラム原器」の質量とされて       いる。キログラム原器もメートル原器と同様の白金とイリジウム       の合金で、各国に準原器が配布されている。

      なお[重さ]は重力の作用の大きさを言うもので[質量]とは異なる       概念である。念のため。例えば月に行けば物の重さは6分の1に       なるが、質量は当然変わらない。

 アンペア 真空中に1メートルの間隔で平行に置かれた無限に小さい円形       断面を持つ無限に長い2本の直線状導体のそれぞれを流れ、       これらの導体の長さ1メートルごとに0.0000002ニュートンの       力を及ぼし合う一定の電流の大きさ。

%      なおニュートンは力の単位で kg・m/s^2(キログラムメートル       毎秒毎秒)のことである。

 ケルビン 水の三重点の熱力学温度の273.16分の1。

 モル   0.012キログラムの炭素12に含まれる原子と等しい数(アボガトロ数)       の構成要素を含む系の物質量。
      
%      なおアボガドロ数の実際の数値は約6.0221367×10^23。

 ラジアン 円の周上でその半径の長さに等しい弧を切り取る2本の半径       の間に含まれる平面角の大きさ。
      
      円の一周 = 2π rad = 360度 = 400グラジアン(grad)。
      
      radと度の換算には57.29577951308232を乗除すれば良い。

 ステラジアン 球の中心を頂点とし、その球の半径を1辺とする正方形       に等しい面積を球の表面上で切り取る立体角。
      
%      球の表面積は 4πr^2 であるから、全球面は 4π srになる。

% カンデラ 周波数540×10^12ヘルツの単色放射を放出し所定の方向の       放射強度が683分の1ワット/ステラジアンである光源の、       その方向における光度。
      
%      なおワットは仕事率の単位で m^2・kg/s^3 である。


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