minus 1

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-1 minus-one moins-un

0は何もない状態です。何もない状態が0であるのに、なぜそれより「小さいもの」が存在するのでしょう?

マイナスの発見というのは非常に大きなものだったのではないでしょうか。

まず、マイナスは相対的なものを考える時に出現します。例えば温度というものは水の融点を0度と決めた瞬間、それより低い温度をマイナスで表現することになりました。地上の階を1階,2階,3階,...と表現した瞬間、地下の階をB1,B2,...で表現することになりました。

しかしマイナスはもっと本質的に出現することもあります。電気はプラスとマイナスが本質的に存在し、それが双対の存在として電気の力が作用します。

もっとマイナスというものの本質を私たちに感じさせてくれるものは反粒子です。不確定性原理により、なにも存在しない真空の空間でも常に粒子と反粒子の生成・消滅が繰り返されています。

なにも存在しないところから、プラスの質量のものとマイナスの質量のものが生まれ、そのまままた一緒になって消えてしまうこともありますし、何かの偶然でバラバラに移動することもあります。

そういう意味では「なにもない」ということは「なにかが詰まっている」ということでもあるといえます。これはシンボリックに考えても非常に示唆深いことです。


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