今更聞けないファッション用語(1)

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ファッション関係の言葉って友だちどうしで話していても、あれ?それって何だろう??などと思うことありませんか?でも聞くのも何だか恥ずかしいし、辞書にものってないし。

雑誌など読んでいても、何の説明もなく目新しいことばが書かれていたりしませんか?さいわい写真があったら、「ああ、こういうのを○○というのか」と納得して、得した気分になりますが、?????でその場は終わってしまうこともありますね。それで後から突然気になったりして。。。

そこで、今回はそういう今更聞けないようなファッション用語の中でもまずは基礎的なことばを集めてみました。


アウター(outer)とインナー(inner)

肌に直接着る服がインナー(下着)、表面に出る服がアウター(上着)です。基本的にインナーに着る服(ブラジャー、ショーツなど)基本的にアウターに着る服(セーター、スカートなど)はありますが、必ずしも両者の境は明確ではなく、Tシャツなどのように元々インナーであったものがアウターとしても着られるようになるケースもあります。

昨年・今年と流行しているキャミソールファッションなどはその例でしょう。男性用のYシャツなども元々は下着であったとか。またひとつの服を着方次第でインナーに着たりアウターに着たりすることもあります。

アパレル(apparel)

服飾関係の産業のことで、デザイン業界・縫製業界・洋服販売業界などを総称した呼び方です。「アパレル」は英語で衣装・服装のこと。

オートクチュール(haute-couture)とプレタポルテ(Pret-a-porte)

基本的な言葉の意味としては注文服をオートクチュール、既製服をプレタポルテといいます。しかし実際には日本でこの言葉が使用される場合、プレタポルテは高級既製服、オートクチュールは高級注文服を指し、腕のいい専属デザイナーによって作られたものに限られます。

この言葉の発祥の地であるパリでオートクチュールといえばパリ・オートクチュール組合に所属していて年2回ショーで作品を一般に発表している超一流の店だけが名乗れる名称になっています。

カットソー(cut and sewn)

ニット生地をセーターのように編み上げるのではなく、コットンやシルク生地などと同様に切ったり(cut)縫ったり(sew)して作った服のことです。主としてTシャツタイプのものをいいます。

キャミソール(camisole)

本来は上半身に着るアンダーウェアで、肩紐で支えお腹または腰程度までの丈のものをいいます。ヒップやそれより下まで丈があるものはスリップになります。アンダーウェアとしてスリツプでなくキャミソール着る場合、スカートの下はペチコートになるのが本来の形でしょう。

しかし一昨年あたりから、このキャミソールを下着ではなくアウターとして着るファッションが流行しており、アウターで着るためにカラフルなもの、華やかな模様のものなどが多く出ています。素材も下着として使うものはナイロンなどが多いですが、アウターとして着る場合はコットンやニットなどが多いようです。

スーパーモデル(Super Model)

ファッションモデルの中でも完成されたボディーと美しい容貌・洗練された動きを持ち(なんてうらやましい)、世界的な人気があって、デザイナーがショーでそのモデルを使うことがそのブランドのイメージアップにつながるような超一流のモデルのことを言います。

1990年代初期の頃、ナオミ・キャンベルやリンダ・エバンジェリスタなどを代表としてこの言葉が使われるようになりましたが、先駆的なスーパーモデルとして1960年代のツイッギーをあげる人も多いようです。

特にナオミ・キャンベルはもの凄い人気で彼女がどんどん有名になっていくにつれスーパーモデル全盛の時代が来ましたが、すぐに高すぎる出演料(ワンステージ数百万円のギャラであった)のため、デザイナー側が使うのをためらうようになり、ごく一部を除いては仕事の機会を失っていったようです。

トップ(top)とボトム(bottom)

体の上半分に着る物をトップ、下半分に着るものをボトムといいます。これはアウター・インナーによらずこの言葉を使います。もっとも中にはワンピース、オーバーオール、ボディースーツなどのように上半身から下半身まで広くカバーする服もあります。

パンツ(pants)

パンツということばは、腰から股下付近までをカバーする下着(ショーツ・ブリーフ・トランクス・フレアパンティなど)の総称として使用される場合と、ズボンの意味で使用される場合があります。両者はイントネーションが異なるという意見もありますが、よく分かりません。

ズボンの意味でパンツという言葉を使うのはだいたい現在の40歳くらい以下の人たちです。50歳くらい以上の人たちの中にはこの用法自体を知らない人もいます。この年代の人たちの中には女性のボトム用アンダーウェアのことをパンティ・ズロース・スキャンティなどと呼ぶと思っている人たちがいるようですが、いづれも死語でしょう。パンティはフレアパンティ・パンティストッキングなどといった複合語としてのみ使用されます。スキャンティは男性用の書籍くらいにしか登場しないかも知れません。ズロースはもう40年ほど前に死滅した化石語でしょう。

ビルケン(birkenstock)

正式にはビルケンシュトックといい、ドイツの靴メーカーの名前です。日本では若い女性の間で2〜3年前から急速に注目度が上がっているようです。もともとは1774年創業という古いメーカーで、足の健康のため、ゆったりとしたサイズの靴を生産しています。幅広のフォルムが特徴です。

ファンデーション(foundation)とランジェリー(lingerie)

女性用の下着の分類で、体の形を整えるためのものをファンデーション、肌の温度調節をするとともに汗からアウターを守るためのものをランジェリーといいます。ファンデーションとしてはブラジャー、ガードル、ボディースーツなど、ランジェリーとしてはキャミソール、スリップ、ペチコート、ショーツなどがあります。

ブランド(brand)

何らかのコンセプトによって統一された衣料商品群を指すことばです。基本的にはシャネル・グッチ・アルマーニなどといった、デザイナーあるいはメーカーの個性を打ち出したDCブランドやメーカーブランド、特定の人気タレントの名前を冠したタレント・ブランド、店あるいは卸業者が主導するプライベート・ブランドなどがあります。

フリーマーケット(flea market)

フリーは無料(free)ではなく蚤(flea)。つまり「蚤の市」のことで、バブル崩壊後の不況と近年のエコロジーブームにのって、リサイクル熱のたかまりから、各地で頻繁に開催されるようになりました。主宰者で確保した会場に一般の人が参加費を払って小さな店を設置し、そこで不要な衣料などを販売します。衣料のみでなく(UFOキャッチャーで取った??)ぬいぐるみ・骨董の類が出る場合もあります。

一般にかなり安い値段で服が買えることから、買いに行く側にも人気です。しかし元をただすと、このようなことは日本では昔から弘法様の縁日にガラクタ市などと称してよくやっていました。それが目新しい名前を使って流行しているということなのでしょう。

ライン(line)

洋服の着こなしの全体的な形のことです。元祖スーパーモデル・ツィッギーによって世界に広められたAラインはクリスチャン・ディオールの発案。アルファベットのAのように裾広がりのフォームをいいます。これに対して上から下までほぼ同じ広さで構成したものはHラインと呼ばれました。(近年は死語??)まぁHはよいとして、くれぐれもOラインにならないように気を付けたいものです。

プリンセスラインとは、イギリスのエドワード7世妃が皇太子妃時代に愛用した服から由来しています。ウェストで切り替えをせずにタックで詰めることによりウェストを絞ったドレスのことです。

マーメードラインとは、人魚の尾びれのように、膝のところから裾が広がっていくスタイルのものをいいます。どちらかというと背の高い人の方が映えやすいラインです。

ローファー(loafer)

女性用の皮靴で、ヒールのないものをいいます。「ロー」は低い(low)ではありません。ローファーとは「怠け者」という意味で、楽にはけることから付いた名称です。どこだかの商標になっていたと思いますが、実質的にはホッチキス・シャープペン・エレクトーンなどと同様、普通名詞的に使用されています。

コルセットの時代と現代を比較するまでもなく、女性のファッションは基本的にナチュラルな感覚のものにどんどん進行していっているのが大きな時代の流れのようにも思います。ハイヒールなどは段々はかれなくなっていくかも知れません。(基本的に体にあまりいいものでもないですし)


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