家庭内の祭祀

神棚について

家の中に神棚(かみだな)を飾る場合、基本的には東向きに設置したいですが、仏檀(ぶつだん)との位置関係に注意したいところです。

同じ部屋の同じ面に並べたり、向かい合わせたりすることは避けたいところです。そのため、神棚(かみだな)仏檀(ぶつだん)は部屋を分けるか、あるいはアパートなどでそれが困難な場合は、神棚(かみだな)を東向きで仏檀(ぶつだん)を南向き(あるいは神棚(かみだな)を南向きで仏檀(ぶつだん)を東向き)にするとよいでしょう。

また2階建ての家の1階やマンションなどに設置する場合、神棚(かみだな)の上に、半紙に「雲」と墨で書いたものを貼ってください。

神棚(かみだな)の実際の形式やお祭りのしかたについてはその地方独特の風習がある場合もあります。都会では誰も気にしませんが、田舎に住む場合は、その土地の神社か、近所の人などに相談してみましょう。

なお神棚(かみだな)の購入は、神社でもホームセンターなどでも構いません。買って来たら、朝1番に井戸や水道からとった水で、きれいに拭き清めてから使うとよいでしょう。なお、工作の得意な人なら自作しても構いません。

神棚(かみだな)を換える場合や実家への引越でひとつ不要になる場合など、古い神棚(かみだな)はゴミに出すのではなく、神社に持ち込んでお焚き上げしてもらいましょう。その場合、古札納め所に放り込むのではなく、社務所に持って行き、お焚き上げ料(お気持ちですが3000円程度以上)を納めて依頼してください。神社によっては対応していないところもあるので事前に電話で確認することが必要です。

なお実家などへの引越で神棚(かみだな)のいわば合併になる場合、自分が神棚(かみだな)に飾っていた御札(おふだ)や鏡などは、そのまま行き先の家にある神棚(かみだな)に飾って構いません。ただ、その機会に少し古い御札(おふだ)の整理などもするとよいでしょう。この付近は、不安がある場合は最寄りの神社などで相談を。

御札について

神棚(かみだな)御札(おふだ)を飾る場合、真ん中に伊勢の神宮(じんぐう)の御札(「大麻(たいま)」といい天照皇大神宮と書かれたもの-全国ほとんどの神社に置いてある)を飾り、右側にその地の産土神(うぶすながみ)(地元の神社)の御札(おふだ)、左側にその他の崇敬する神社の御札(おふだ)(旅先などで求めたもの)を飾ります。

小型の神棚(かみだな)御札(おふだ)を左中右と置けない場合は、天照皇大神宮の御札(おふだ)をトップにして全ての御札(おふだ)を重ねて飾ると良いでしょう。なお、古い御札(おふだ)は正月15日頃に神社でおこなわれる左義長(さぎちょう)に持ち込んで燃やしてもらうとよいです。古い御札(おふだ)を何年も溜め込んでいくのは、よくありません。基本的には1年単位で新しいものに取り替えていきたいものです。

供え物について

神棚(かみだな)にお供えをする場合、基本は塩・米・水(・酒)です。また可能なら(さかき)を飾りたいところです。干菓子などを供える人もいます。

仏檀(ぶつだん)の水は毎日交換しても、神棚(かみだな)は長期間放置という家もあるようです。できたら毎日交換したいところですが、せめて月に1度は交換するようにしましょう。(さかき)を飾っている場合は、(さかき)の水を週に2回くらいは換えたいところです。ただ、あまりきちんとしようとして負担になっても辛くなります。自分でご奉仕できる範囲でサイクルを決めたいものです。お酒は比較的長期間置いておいても構いません。

なお、交換したあとの塩・米・水などですが、撤饌(てっせん)といい、神聖なものです。水は植木などにあげて、塩はお清め用として家の四方に撒くとよいでしょう。米に関しては、毎日交換している人は、そのまま洗って普通に炊飯器で御飯を炊くときに混ぜるとよいです。月に1度の交換という人はさすがに食すのは問題があるので適当に処分を。お酒もお清めとして家のまわりに撒くのが良いでしょう。



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