神社への参拝

拝礼の流れ

神社にお参りする時は、だいたい下記のような流れになります。

鳥居をくぐる → 手水舎(てみずや)で手を洗う → 拝殿(はいでん)前に進み
→お賽銭(さいせん)を入れる →鈴を鳴らす →拝礼

お守り・おみくじや御朱印(ごしゅいん)を頂く場合は拝殿(はいでん)での拝礼が終わった後に社務所のほうに行きます。

鳥居

鳥居(とりい)は俗空間と聖空間を区切る結界(けっかい)です。鳥居の中に駐車場があるなど変則的な場合以外は車やバイク・自転車で中に乗り入れないようにしましょう。ペットも外で待っておいてもらいましょう。キャスター付きのバッグもこれより中では引きずらずに手に持つか外に置いておきましょう。細かい点について不安や疑問がある場合は、念のため事前にその神社に問い合わせておくとトラブル予防になります。

手水舎

神社に入ったら、まず手水舎(てみずや)御手洗(みたらし)ともいう)で手を洗いましょう。正式には手だけでなく口の中もゆすぎます。これは物理的なよごれを落とすためではなく、外界のけがれを落とすためのものですから、「私は手がきれいだから必要ない」というのは当たらないように思います(^_^)

一般的には、まず右手でひしゃくを持って水をすくい左手を洗い、次に左手で持って右手を洗い、次に右手で持ち直して左手をすぼめて掌に水をため、それで口をすすぎます。ひしゃくを直接口につけてはいけません。すすぎ終わったら、持参のハンカチで口と手を拭きましょう。口紅を付けている女性の方は、口はティッシュで拭いてもよいでしょう。

お賽銭

賽銭(さいせん)を幾ら入れるかは「お気持ち」なので、本人が適当と思う額を入れれば良いでしょう。最近では100円玉を入れる人が多いですが、貧乏なら無理せず10円玉でもいいでしょうし、特に大きな願い事があれば千円札や一万円札を入れてもいいでしょう。家族3-4人でまとめて500円玉というのでもいいでしょう。

語呂合わせで入れる人もよくあります。5円は「御縁がありますように」ですが金額がすくないので、最近では45円にして「しじゅう御縁がありますように」にする場合も多いようです。お正月には1129円で「いい福」あるいは4129円で「良い福」などというのもあります。10円は「遠縁」と気にする人もいますが、気になるなら15円にして「充分御縁がありますように」にする手もあります。

なお多数の境内社がある場合、中心の社の拝殿でまとめて入れておけばいいとは思いますが、気になる人は1円玉や5円玉を多数用意しておいて、各々にそれを入れて行くというのでもいいでしょう。

賽銭(さいせん)を入れた後は鈴の緒を引いて鈴を鳴らします。神社の鈴は「すず」と読みます。お寺でチーンと鳴らすのは同じ鈴と書いても「りん」と読みます。念のため。

鈴を鳴らすのは神様を呼び出すためと思っている人もいるようですが、神社の鈴は人家の呼び鈴とは違います。神様も鈴を鳴らされる度に出て来ていてはたまりません。これは、基本的には魔を祓うためのものです。心の中に響かせるように鳴らしましょう。

二礼二拍手一礼

神社では柏手(かしわで)を打ちます。お寺では合掌(がっしょう)です。ときどき混乱している人がいますが気をつけましょう。

柏手(かしわで)は通常パンパンと2回打ちますが、正式には「二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)」といって、二回おじぎをした後、2回柏手(かしわで)を打って、最後にもう1回おじきをします。(願い事がある場合は柏手と最後の一礼の間にするか、あるいは二拝の前にします)

(但し出雲大社(いづもたいしゃ)宇佐神宮(うさじんぐう)など柏手を4回打つ「二拝四拍手一拝」のところも一部あります。また伊勢の神宮(じんぐう)の神職は「八度拝」という特殊な拝礼をします)

なお、正式には拝殿の前に出た時と、拝殿前から退く時にも小さな礼をします。ですから、拝殿前の作法は全部書くと、下記のようになります。

 礼 → 賽銭 → 鈴 → 二拝/二拍手/祈念/一拝 →礼
あるいは
 礼 → 賽銭 → 鈴 → 祈念/二拝/二拍手/一拝 →礼

なお「礼」と「拝」の違いは、腰を折る角度です。拝というのは深々とした礼ですが、拝殿前の人を見ていると「二礼二拍手一拝」くらいになっている人も多いようです(推奨はできませんが)。



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