ラテン音楽 (39)


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ラテン音楽

Artist:『ラテン音楽』 (曲数 5)

『オエコモバ』 Oye Como Va (1962)
Tito Puenteが歌ったチャチャチャのリズムの曲だが、1971年にサンタナが歌ったバージョンが世界的なヒットとなった。ラテンのスタンダードナンバーのひとつ。1990年に森高千里もカバーしている。

『ティコティコ』 Tico-Tico no fuba
ティコティコというのは世界最小の鳥で、その小さな鳥が細かく羽ばたいている様子を音楽にしたものである。物凄く忙しい曲。キーボードで弾く場合、指の練習にとてもよい。

『テキーラ』
テキーラというのは、サボテンで作ったお酒の名前。

『ベサメ・ムーチョ』 Bésame mucho 1933
とてもセクシーな曲である。メキシコの女性作曲家コンスエロ・ベラスケ(1916-2005)の作品。タイトルは「たくさんキスして」という意味。これを書いたのは作者が16歳の時で、当時はキスどころか男の子とデートしたことさえなかったし、むしろキスとか罪深いことと思っていたという。想像だけでこんなにセクシーな作品を書いたというのが凄い。

『ランバダ』 Lambada 1989
フランスのダンスグループ・カオマ(Kaoma)が1989年にヒットさせた曲で日本でも石井明美がカバーした。元々Lambadaというのは南米発祥のダンスミュージックで、パートナーの足の間に自分の足を入れたりする動作がある極めてエロチックなダンス。このため日本のディスコではこれを踊ることを禁止する所もあった。

サンバ

Artist:『サンバ』 (曲数 0)

基本的にブラジルのサンバ(samba)とアルゼンチンのサンバ(zamba)があるが、日本では主としてブラジルのサンバが好まれている。特にリオのカーニバルは、サンバの祭典として名高い。リオデジャネイロの人たちはカーニバルのために1年間働くとも言う。

ボサノバ

Artist:『ボサノバ』 (曲数 4)

ボサノバ(bossa nova)というのはサンバをベースにしたポピュラー音楽である。ニューサンバ、ポップサンバ、サンバロックなどと言う人もある。基本的にはサンバの一種とみなされる。元々のサンバとはリズムの打ち方が微妙に異なる。

『イパネマの娘』 Garota de Ipanema (1962)
英語タイトルで、Girl from Ipanema とも呼ばれる。作曲者はアントニオ・カルロス・ジョビン(Antônio Carlos Jobim, リオ・デ・ジャネイロ国際空港iにその名を残す)。イパネマの少女をひたすら愛でる曲。モデルになったのは、Heloísa Pinheiro(1945-)という女性で、彼女はその後もずっと「イパネマの娘」のTシャツなどを観光客に売っているらしい。

『おいしい水』 Água de Beber
『イパネマの娘』で知られるアントニオ・カルロス・ジョビンの作品。時々「おいしい水」をお酒のことと誤解している人があるが、これはあくまで水である。

『カーニバルの朝』 Manhã de Carnava
映画『黒いオルフェ』(Orfeu Negro 1959) の主題歌相当の曲。映画のタイトルから『黒いオルフェ』と呼ばれることもある。ルイス・ボンファ(Luiz Bonfá 1922-2001)作曲。この映画には多数の楽曲が使用されており、アントニオ・カルロス・ジョビンの作品が多い。この曲自体もアントニオ・カルロス・ジョビンのカバー版も出ている。

『ワンノートサンバ』 Samba de Uma Nota Só
アントニオ・カルロス・ジョビンとニュウトン・メンドンサの共作。英語詩(One Note Samba)もジョビン自身の手で書かれている。

タンゴ

Artist:『タンゴ』 (曲数 2)

タンゴは元々はスペイン発祥のダンスミュージックだが、南米で大きく発展し、特にアルゼンチン・タンゴが有名である。タンゴの曲には、このアルゼンチンで生まれたタンゴと、それに影響を受けて主としてヨーロッパで作られた“コンチネンタル・タンゴ”がある。アルフレッド・ハウゼ、リカルド・サントス(=ウェルナー・ミュラー)などは多数のコンチネンタル・タンゴの名曲を生み出した。基本的にはアルゼンチンタンゴのリズムはタンタンタンタタ、コンチネンタルタンゴはターンタタッタッとなる。

『エル・チョクロ』 El choclo
タンゴの名曲。題名は「とうもろこし」という意味だが、このタイトルの由来に関しては諸説ある。1903年にÁngel Villoldoが作曲し、1905年11月3日に初演した。作者自身も歌詞を付けているが、1946年にEnrique Santos Discépoloが付けた歌詞も有名。またこの曲をルイ・アームストロングが『キス・オブ・ファイヤ』(Kiss of Fire)のタイトルで英語歌詞でカバー(1952)したので、こちらのタイトルもよく知られている。美空ひばりは原題通り「エル・チョクロ」のタイトル(日本語歌詞)で1953年にカバーしている。

『キス・オブ・ファイヤ』 Kiss of Fire (別名)
『エル・チョクロ』の別名

『真珠採りのタンゴ』 Pearl Fishera 1957
コンチネンタルタンゴの名曲。元々はビゼーのオペラ『真珠採り』(Les Pêcheurs de perles / The Pearl Fishers)の中のナディール(テノール)のアリア「耳に残るは君の歌声(Je crois entendre encore -直訳:まだ君の声を聴いている)」だが、その一部がリカルド・サントスによりタンゴに編曲され、大ヒットとなった。この曲は、その後、タンゴ以外の、ロックなどにも編曲され、ポピュラーミュージックの中でスタンダードナンバーとして扱われている。

ペレス・プラード

Artist:『ペレス・プラード』 (曲数 25+3 =28)

ペラス・プラード兄 (Dámaso Pérez Prado 1916.12.11-1989.9.14)は自身の楽団を編成してマンボを世に広めた人で“マンボ王”と呼ばれた。なおペレスは父姓、プラドは母姓である。彼の弟 Pantaleón Pérez Prado (1926.7.27-1983.12.3)もやはり別途楽団を編成して、マンボのナンバーを演奏してまわっており、2人は“マンボ王”の名義争いをしていた。弟のペレスプラードが死んだ時、多数の新聞が「マンボ王死す」と大きく報道した後「すみません。弟のほうでした」と訂正記事を出した。

『マンボ NO.5』 Mambo No. 5 /
ペレスプラードの署名のように曲。レレレレソ・レレレレソというイントロに続いて「あぁぁぁ、う!」という感じの掛け声。そして、レッファラソッラ・レッファラソッラ・ドッミラソッラ・ドッミラソッラとメロディー?が続く。物凄く格好いい。

『マンボ NO.8』 Mambo No. 8 /
『セレソローサ』 Cerezo Rosa
元々のタイトルは『Cerisiers Roses et Pommiers Blancs』(フランス語)。英訳すると『Cherry Pink and Apple Blossom White』(ピンクのさくらんぼと、白いリンゴの花)というものだが、長いので、一般にペレス・プラードが付けたタイトル『セレソローサ』 Cerezo Rosa あるいはその直訳の『チェリーピンク』Cherry Pink で呼ばれている。

元々は1950年にフランスのミュージシャン、ルイギ(Louiguy, エディット・ピアフの『バラ色の人生』の作者)が書いた作品である。つまり元々はフランスの歌である!

1955年にペレス・プラードが『セレソローサ』の名前で取り上げたが、この時、冒頭でトランペットがスライドダウンするアレンジを入れたのが、その後、この曲の大きな特徴と考えられるようになった。このトランペットを吹いたのはBilly Regisである。

その後、ジャズアレンジも多くされている。

私の古い友人のエレクトーン奏者・渡辺知子が、若い頃、玉屋デパートでのミニライブのオープニングにこの曲を使用していた。

『マンボ・オン・サックス』 Mambo en Sax
『マンボ・パチューコ』 /
『タブー』 Taboo /
ラテン音楽のスタンダードナンバーで、様々なアレンジで演奏されている。キューバのマルガリータ・レクオーナが書いた曲で、元はソンであると考えられる。セクシーな雰囲気があることから、日本ではストリップ小屋で随分演奏された。またそこから来て、ドリフターズのコントでも多用された。

『バンブル・ビー・マンボ』
『マンボ・ジャンボ』 Mambo Jambo /
『黒馬のマンボ』 Caballo Negro/
タイトルは↑の通り Caballo Negro (Black Horse)だが「早よ寝ろ」と聞こえる!

『キエン・セラ』 ¿Quién será? /
ラテン音楽のスタンダードナンバーで、多くの人が演奏している。またタイトルは知らなくてもこの曲自体は知っている人が多い。原題の意味は「誰ですか?」くらいの感じ。

『闘牛士のマンボ』 La Macarena /
ペラスプラードの代表曲だと思う。

私は中学生の時に映画を見に行っていて、幕間のこの曲が流れていた。いい曲だなあと思ったが、題名が分からなかった。20歳頃になって、偶然「闘牛士のマンボ」という曲であることを知り、同時にペレス・プラードの名前も知った。

『黒いマンボ』 /
『キサス・キサス・キサス』 Quizás, quizás, quizás /
ラテン音楽のスタンダードナンバー。原題は「多分、多分、多分」。男が色々言っても女は「多分」としか答えてくれない、というお話。ナットキングコールが「Perhaps, Perhaps, Perhaps」というタイトルで英詩でヒットさせている。日本ではザ・ピーナッツなどが歌っている。

『モスキート』 /
『マンボに夢中』
『パトリシア』 Patricia 1958 /
ペレス・プラードのヒット曲のひとつ。なおペリー・コモの『パトリシア』は全く別の曲。

『エル・クンバンチェロ』 /
ミ・ララララララララ・ドラという曲。吹奏楽でもよく演奏される。ラファエル・エルナンデス・マリン(Rafael Hernández Marín 1892-1965)の作品(1943)。様々なアレンジで演奏されている。El cumbancheroとは「叩く人」という意味で、太鼓を叩いてお祭り騒ぎをしている人を表す。

『エストレリータ』 /
メキシコの作曲家 Manuel Ponceの作品。クラシック系の演奏家、ポピュラー系の演奏家双方により演奏される。

『ベサメ・ムーチョ』 / (重複)
ラテンのスタンダードナンバー。

『ソラメンテ・ウナ・ベス』 / (重複)
タイトルの意味は「ただ一度(only one time)」ということ。Agustín Lara(1900-1970)の1941年の作品。英語圏では「You Belong to My Heart」のタイトルで知られている。

『ある恋の物語』 Historia de un amor/
ラテンのスタンダードナンバー。パナマの作曲家 by Carlos Eleta Almarán の作品。フランス発祥の「Une Belle Histoire)」(Mr.サマータイム)とは別の曲。

『ククル・クク・パロマ』 Coucouroucoucou Paloma /
これもラテンのスタンダードナンバー。メキシコのトマス・メンデス(Tomás Méndez)が1954年に発表した曲。

『南京豆売り』 /
キューバ発祥の曲でラテンのスタンダードナンバー。多数の歌手により歌われている。

『ラ・パロマ』 La Paloma /
19世紀中頃にスペインのセバスティアン・イラディエルが作曲した曲。

『テキーラ』 / (重複)
ラテンのスタンダードナンバー。

『アディオス・ムチャーチョス』 /
フリオ・セサル・サンデルス(Julio César Sanders)が1928年に作曲したタンゴの曲。タイトルの意味は「さらば友よ」。

『ラ・ジョコンダ』 La Gioconda/
アミルカレ・ポンキエッリ作曲同名オペラ第3幕第2場「時の踊り」である。この曲はポピュラーミュージックではひじょうに広く演奏されており、ナンシーシナトラは「Like I Do」というタイトルでヒットさせたし、日本では『レモンのキッス』の名前でザ・ピーナッツがカバーしている。

『ハバ・ナギラ・モモ』 /
『タクシー運転手のマンボ』 /
『市場のマンボ』
「ダメ出せゴリラ」(dame dame la Cebolla) とか「ラーメンセット」(La Merced:メルセ市場)と聞こえるのはきっと空耳。


(2021.09.15)