99年度Jリーグ一覧

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1999年度のJリーグのラインナップは下記のようになっています。

■Jリーグ一覧表

J1(98成績順)16チーム
球団名所在地 母体有名選手
鹿島アントラーズ 茨城県鹿島市 住友金属工業相馬,秋田,柳沢
ジュビロ磐田 静岡県磐田市 ヤマハ発動機ゴン(中山),高原
清水エスパルス 静岡県清水市 鈴与,静岡鉄道 市川
横浜Fマリノス 神奈川県横浜市日産自動車,全日空城,川口,井原
名古屋グランパスエイト愛知県名古屋市トヨタ自動車平野,ロペス,楢崎
浦和レッドダイヤモンズ埼玉県浦和市 三菱自動車 小野,岡野
柏レイソル 千葉県柏市 日立製作所 森川,南
セレッソ大阪 大阪府大阪市 ヤンマー,日本ハム森島
サンフレッチェ広島  広島県広島市 マツダ,広島県  
ベルマーレ平塚 神奈川県平塚市フジタ  
ヴェルディ川崎 神奈川県川崎市日本テレビ  
京都パープルサンガ  京都府京都市 京セラ,任天堂カズ
ガンバ大阪 大阪府吹田市 松下電器産業 
ジェフユナイテッド市原千葉県市原市 古河電工,JR東日本武田
ヴィッセル神戸    兵庫県神戸市 伊藤ハム,兵庫県  
アビスパ福岡 福岡県福岡市 北九州コカコーラ,福岡市山下,上野
J2(98成績順)10チーム
球団名所在地 母体有名選手
コンサドーレ札幌   北海道札幌市 石屋製菓,サッポロビール,JAL吉原 
FC東京   東京都  東京ガス  
川崎フロンターレ   神奈川県川崎市富士通  
モンティディオ山形  山形県(全域) NEC山形  
ヴァンフォーレ甲府  山梨県甲府市 (市民球団)  
大分トリニティ  大分県(全域) (県民球団)  
ベガルタ仙台     宮城県仙台市 (市民球団)  
サガン鳥栖    佐賀県鳥栖市 (市民球団)  
アルビレックス新潟  新潟県新潟市 (市民球団)  
大宮アルディージャ  埼玉県浦和市 NTT関東  

■各チームのプロフィール

鹿島アントラーズ Kashima Antlers

Jリーグに入る前は「Jリーグなんて無理無理」と言われていたチームだが、なんのなんの。Jリーグの最初の年の前期でいきなり優勝してしまった。その影には初期の段階では選手として、現在は総監督としてこのチームを支えているジーコの力が大きい。日本代表も、FWの柳沢、DFの秋田と相馬など多数出しているが、その代表が抜けていても強い、非常に選手層の厚いチーム。鹿島神宮で知られる茨城県鹿嶋市(J発足時は鹿島町)がホームタウンで、鹿島の「鹿」がマスコット。Antlersは「鹿の枝角」の意味。母体は住友金属工業で元々は1947年に大阪で設立されたチーム。

ジュビロ磐田 Jubilo Iwata

最初の頃は「磐田ってどこ?茨城県?」などと言われた磐田だが、磐田市は静岡県。FWのゴンこと中山のいるチームとして有名だが、そのほか次世代の大型フォワードとして期待されている高原とその良きライバル川口、また日本代表の中核の一人、ボランチ(守備的MF)の服部がいる。またイタリア・セリエAに行ったMF名波もここに所属していた。母体はヤマハ発動機。Jリーグには最初の年からは参加できず、1994年昇格。1998年には後から昇格したチームとして初めてJリーグ優勝を決めた。今年もアントラーズとともに優勝候補の1番手にあげられている。Jubiloは「歓喜」の意。

清水エスパルス Shimizu S-pulse

次郎長で有名な静岡県清水市で結成された市民球団。一昨年末にお家騒動で存続の危機に晒されたが、なんとか乗り切って新会社で昨年再スタートし、そのチームで天皇杯準優勝を勝ち取った。球団名の「S」はサッカー・清水・静岡であり、pulseは心臓の鼓動。もともとサッカー熱の高い地域で支援者は多い。昨年プロ未契約のまま日本代表に選ばれた高校生サイドバック市川は注目のまとである。

横浜Fマリノス Yokohama F-Marinos

Jリーグ発足以前の日本サッカー界で、読売クラブ(現ヴェルディ)と人気・実力を二分していた日産自動車が母体。1995年のJリーグ覇者。日本代表のFW城、守護神GK川口、そして期待のMF中村俊輔などが所属している。Marinosは本拠地の港町横浜にちなんで「船乗り」の意味。昨年同じ横浜を本拠地とするフリューゲルスを吸収合併し、F の文字が入った。

名古屋グランパスエイト Nagoya Grampus Eight

1939年に設立されたトヨタ自動車サッカー部が母体。Grampusは名古屋のシンボル「しゃち」、Eightは名古屋市のマークの「末広がり」である。昨年マリノスに吸収された旧フリューゲルスから楢崎、経営難で主力選手を放出したベルマーレから呂比須を補強した。そのほか日本代表のMF平野が所属している。

浦和レッドダイヤモンズ Urawa Red Diamonds

通称「レッズ」。古豪・三菱自動車が母体。発足時の監督は元日本代表監督の森(前アビスパ監督)で、森監督の元で徹底的に強いチームに生まれ変わった。一昨年ワールドカップ予選で日本を本大会に導く決勝ゴールをあげ、今年の前半はドイツのアヤックスに行ってきた「野人」岡野と、オリンピック代表の司令塔・小野が所属している。古くからの熱狂的ファンの多いチームである。なおチーム名で「レッド」はチームカラーの赤、ダイヤモンドは傷つかない強さと固い結束力を表すとのこと。

柏レイソル Kashiwa Reysol

千葉県柏市が本拠地。レイソルはスペイン語の「太陽(rey)」「王(sol)」の合成語で「太陽王」の意味。母体は古豪・日立製作所で、Jリーグには1995年から参加。現在はアトランタ五輪でブラジルを破る快挙をあげた西野監督が率いており、強力な守備陣を誇る将来を期待させるチームになっている。

セレッソ大阪 Cerezo Osaka

母体はヤンマーディーゼル。これに日本ハムなど在阪17企業が出資して球団が設立された。同じ「大阪」の名前を持つガンバは実は吹田市が本拠地だが、こちらは正真正銘大阪市が本拠地である。セレッソは「セレソ・ローサ」というマンボの名曲でも知られる通り「桜」の意味。これは大阪市の市花である。

サンフレッチェ広島 Sanfrecce Hiroshima

元々は東洋工業(マツダ)サッカー部。球団設立にはその他広島銀行・中国電力・広島県・広島市などが参加。Sanfrecceは日本語の「三」とイタリア語の「frecce(矢)」とを合成したもので、実は毛利の「三本の矢」である。

ベルマーレ平塚 Bellmare Hiratsuka

もともとは藤和不動産サッカー部。現在の会社はフジタの出資で設立された。本拠地は神奈川県平塚市で、湘南の海岸にちなんでラテン語の bellum(美しい)と Mare(海)からチーム名が作られた。Jリーグにはジュビロとともに1994年から参加した。セリエAに行った中田のほか、日本代表のFWとして活躍した呂比須もいたが経営難から今年放出した。フジタも今年いっぱいで撤退することになっており、現在スポンサー探し中か。

ヴェルディ川崎 Verdy Kawasaki

読売新聞社のチームではなく、読売が設立したクラブチーム「読売クラブ」が母体。昨年読売新聞社が株を売却して、日本テレビの子会社となった。1993年1994年とJリーグを連覇して最も実力のあるチームと思われていたが1997〜1998年は信じられない不調に苦しみ下位に低迷してしまった。しかし昨年末に資金不足からベテラン選手をほとんど放出して若いチームに生まれ変わった途端、快進撃を続け再び上位に定着している。なお、チーム名の Verdy はポルトガル語の「緑」Verde から。

京都パープルサンガ Kyoto Purple Sanga

元々は京都師範学校のOBで作られたクラブチーム「紫光クラブ」。チーム名のPurpleはそれに由来し、サンガは仏教用語で「仲間」の意味である。球団設立においては京セラが中心企業になった。一昨年・昨年とかなりの資金を投入して大型補強を行い、昨年も何とかJ1に残留した。最近元ヴェルディのカズが参入。

ガンバ大阪 Gamba Osaka

「ガンバ」は別に「頑張れ」ではなく(^^;イタリア語で「脚」の意味。本拠地は吹田市で万博記念競技場をホームグラウンドとする。母体は松下電器産業。1980年に創設された新しいチームで快進撃を遂げて1990年に天皇杯優勝。あっという間にJまで登ってきたチーム。Jリーグ発足時の監督はメキシコ五輪で活躍した釜本だった。

ジェフユナイテッド市原 Jef United Ichihara

JEFのJEは JR East(JR東日本)、Fは古河電工で、伝統のチーム古河が営業面をJRに託して設立された球団。日本代表のDF中西がいるほか、数々の球団を渡り歩いた元ヴェルディの武田も所属。活躍している。なお、市原は千葉県である。

ヴィッセル神戸 Vissel Kobe

Visselは Victory(勝利)と Vessel(船)との合成語で、港町神戸にちなんでつけられた名称。元は1966年に設立された川崎製鉄サッカー同好会。震災の影響で支援企業に苦しんだ。昨年はかなりの選手入れ替えを断行して1部残留をなんとか勝ち取った。

アビスパ福岡 Avispa Fukuoka

元々は静岡県の中央防犯ACM藤枝サッカークラブで、藤枝ブルックスの名前でJリーグを目指していたが、競争の厳しい静岡を避けて、熱心な勧誘をした福岡に移ってきた。Jリーグの会員になる際に「ブルックス」の名称が商標権の関係で使用できず、やむなく「アビスパ(スペイン語で蜂の意味)」と改名。しかしJに昇格したものの上位チームとの力の差に苦しんでいる。昨年は1部生き残りを賭けて名将・森監督を迎えたが、資金不足で充分な補強ができず、入れ替え戦に出場。あと少しで負けるというところで終了間際奇跡の同点ゴール、そして延長戦でVゴール逆転勝ちしてJ1に生き残った。おかげでチームのグッズが受験生のお守りになったそうである。

コンサドーレ札幌 Consadole Sapporo

北海道で設立された市民球団。名称は「どさんこ」をひっくり返したものにラテン語の響きを持つように「オーレ」をくっつけた。昨年Jリーグに昇格したばかりのチームであるが実力差に苦しみ、1年でJ2に落ちてしまった。今年はワールドカップ代表を率いた岡田監督を迎え、再昇格に燃えている。シドニー五輪アジア一次予選にただ一人J2から召集された吉原は毎試合のように得点をして、一躍ヒーローとなった。

FC東京 

東京ガスを母体とする。一昨年の天皇杯ではJリーグのチームをどんどんやぶる快進撃で準決勝まで進出した。その年Jに昇格する権利があったのだが、球団側が準会員になる手続きをしていなかったため昇格できなかった。今年の昇格候補のひとつである。

川崎フロンターレ Kawasaki Frontale

富士通川崎。チーム名はイタリア語で「正面の」。常に最前線で挑戦し続け、正々堂々と戦うようにということで命名。

モンティディオ山形 Montedio Yamagata

NEC山形。チーム名の由来は Monte(山)と Dio(神)で「神の山」。出羽三山のことである。

ヴァンフォーレ甲府 Ventforet Kofu

山梨県甲府市が本拠地。チーム名は武田信玄の「風林火山」の中から Vent(風)とForet(林)を取ったもの。

大分トリニータ Oita Trinita

昨年まではトリニティと言った。大分県全域が本拠地。大分県が強力に支援しているが、県民の盛り上がりがどこまで付いていくかは課題かも知れない。チーム名は「三位一体」。自治体・企業・県民が一体となったチームづくりを表現している。

ベガルタ仙台 Vegalta Sendai

宮城県、仙台市、及び地元企業の出資。チーム名は元はブランメル(Brummel)といい、19世紀初頭の有名な「伊達男」ジョージ・ブライアン・ブランメルに由来していた。おしゃれで格好いいチームを目指すとのこと。むろん仙台・伊達藩に引っかけたものであろう。しかしこの名前が実は商標権の関係で使えないことが判明。ベガルタ(七夕のベガとアルタイルから)になることになった。

サガン鳥栖 Sagan Tosu

一昨年は鳥栖フューチャーズの名称であった。Jリーグ昇格を逃したためにチームがいったん解散したが、存続を望む声に押されて再結成された。しかし経営母体が決まらずに、チームは強いのに経営面で苦しんでいる。チーム名は「佐賀」の「鳥栖」。佐賀の方言では「の」を「ん」と発音する。

アルビレックス新潟 Albirex Niigata

元は北信越リ-グに所属して いた新潟イレブン。「新潟にもJリーグを」の声で「アルビレオ新潟」の名前でJを目指して強化・支援がなされた。「アルビレオ」は白鳥座の嘴である。しかし「アルビレオ」の名前が商標権の関係で使用できなかったため、これに「レックス(王)」を加えて、「アルビレックス」と改称した。

大宮アルディージャ Omiya Ardija

NTT関東。本拠地は最初浦和だったが大宮に移転。Ardijaは「リス」で、リスのようにすばしっこいチームにということで命名。 up


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