J99最後のドラマ

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サッカーの件を書こう書こうと思っている内にもう最終戦が目の前です。

しかし今年のJリーグも実に様々なドラマが用意されていました。

J2では昇格確実と思われていたFC東京(東京ガス)が10月3日から24日 まで4連敗。10月30日には勝ったものの、その後また2連敗して、3位に落 ちてしまいました。最終戦を目前にして

大分トリニータ 勝点62 得失点差20 FC東京    勝点61 得失点差15

となり、大分はビッグチャンスに奮い立ちました。得失点差で5点も差があり 常識的にはこちらはひっくり返らないので、最終戦で大分が勝つか、延長Vゴ ール勝ちでも、FC東京は追いつけません。逆にFC東京は勝つしかない所。

先に試合が終わったのはFC東京でした。1対0で勝利。この時点で勝点は64 になります。

しかし大分もまた1対0でリードしていました。時間はもう残り1分。大分の 選手とサポーターの誰もがJ1昇格を確信していた時。

無常にもモンテディオ山形の吉田のシュートが大分のゴールに突きささりました。

ショックを受ける選手とサポーター。しかし、まだ延長戦で勝てばJ1に行 けます。選手は必死に頑張りましたが、ついに山形のゴールを割ることはで きませんでした。

引き分け。勝点1。合計勝点63。大分はあと1分という所でJ1を逃しました。

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さて、一方のJ1です。今年は入れ替え戦はありません。下位2チームが自 動的にJ2に落ちます。そうそうに昨年経営難から主力選手をほとんど放出 したベルマーレがJ2降格を確実にしました。

残る1つの降格の椅子を争っているのは信じがたいチームでした。日本のサ ッカーの原点ともいうべき古河電工の流れをくむジェフ市原と、天才MF・ 小野を擁する浦和レッズ。レッズは小野が怪我で出場できずにいた間にどん どん順位を下げ、一時はジェフに少し水を開けられていましたが、小野の復 帰とともにジェフを抜いて14位に浮上します。しかしその差はわずか。
先週の時点での順位はこうなっていました。

順 名 勝点 得失 残試合相手 12 京都 29 -17 磐田 C阪 13 福岡 28 -11 市原 横浜 14 浦和 25 -20 川崎 広島 15 市原 22 -21 福岡 G阪 16 平塚 13 -35 鹿島 磐田

ここで市原がもし2連勝しても、勝点は28にしかならないので京都の降格は ありません。福岡も市原と得失点差が10もありますので、常識的には追い付 けないと考えられ、降格争いはもう市原と浦和で決まり。

。。。と誰もが思っていました。ところが。

市原は福岡になんと5対0で勝ってしまいました。これで両チームは

13 福岡 28 -16 横浜 15 市原 25 -16 G阪

となり、10点もあった得失点差が一気に消えてしまいました。これで市原は 最終戦に勝てば13位まであがれる可能性が出てきました。福岡はこの試合に よほどの大敗をしないかぎりJ1残留が決まるはずだったのですが、その、 「よほどの大敗」をしてしまったため、一気に危なくなってしまいました。
しかも最終戦は強豪の横浜Fマリノス。福岡はかなり厳しい状況です。

一方の浦和は川崎に勝っておけば、勝点28に載せて残留の可能性をかなり高 くしておけるところだったのですが、ヴェルディ川崎相手に引き分けてしま いました。勝点は1しか付きません。

14 浦和 26 -20 広島

ということで、J1のあとひとつの降格チームがどこになるかは全く予断を 許さない状況にあります。全ては27日、今週の土曜日に決まります。

福岡:引き分け以上で残留決定 浦和:90分以内で勝てば残留決定 市原:負ければ陥落

それ以外の場合は複雑になります。あまりにも複雑になってしまったので、 ここに書くことは避けます。
http://homepage1.nifty.com/anecs/play/soccer/j1zanryu.htm にupしましたので、興味のあるかたは見てみて下さい。


(1999.11.25)


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