打数の言い方及びハンディ

↑

■打数について

 各ホールにはそれぞれ規定打数が定められており、通常3打〜5打である。
 3打のホール(レギュラーティから250yard以下)をショートホール(short  hole)、4打のホール(250〜470yard)をミドルホール(middle hole)または  ミディアムホール(medium hole)、5打のホール(471yard以上)をロングホール  (long hole)という。4打のホールが標準であり、18ホールの基準打数の  合計は普通4×18=72打になるように調整されている。
 
 この基準打数のことをパー(par)といい、「パー4のホール」「パー3の  ホール」などという。またこのパーの打数でホールアウトすることもパー  という。また、18ホールの合計打数がパーの合計数と同じことをイーブン  パー(even par)、それより少ないことをアンダーパー(under par)という。
 
 各ホールにおいて、打数がパーより少ないか多いかにより、次のような  言い方をする。
 
 -3 アルバトロス(albatross) これはパー5のホールでのみ起きる(*1)  -2 イーグル(eagle) これはパー4又は5のホールで起きる(*1)  -1 バーディー(birdie)   0 パー(par)  +1 ボギー(bogey)  +2 ダブルボギー(double bogey)  +3 トリプルボギー(triple bogey)

  (*1)1打で入ればホールインワンであり、その時はイーグルとか     アルバトロスという言い方はしない。

 なお、打数の多い方はこのあと奈落の底まで続く。

 ティーグラウンドから3打でグリーンに乗せ、そのあと2回のパットで  入れば、3オン2パットで5打となる。
 
 18ホールの合計打数がパーより少ない場合、3アンダー、4アンダー  などといい、多い場合、3オーバー、4オーバーなどという。

■ハンディキャップ

 腕の違いすぎる人たちが集まって試合をする場合、単に強い人が勝つと  いうのでは楽しみが半減するため、弱い人にはハンディキャップを設定  する。各自の実力に応じたハンディを事前に申告し、合計打数からそれ  を引いた数字で競うのである。なお趣味のコンペではその場で試合自体  の成績によりハンディを決める方法もある。

 それまでの成績から定められるハンディが10未満、つまり1桁である  ことをシングルプレーヤー(single player)といい、実力があることの  証である。特に0の人はスクラッチプレイヤーという。ハンディ20前後  (つまり82打前後)が中級者でこれをアベレージ・プレイヤーという。

 ※以前の試合の成績からハンディを定める方法

  過去1年程度以内のスコア表の中から成績の良い5枚を取り出し、   その平均の80%を取る。例えば過去の成績の平均が +20 なら   ハンディは16とするのである。

 ※ゴルフ協会の公式ハンディ  
  実力のある人はゴルフ協会に申請して正式のハンディを認証して   もらうことができる。これはだいたい次のようにして計算される。
  
  (1)JGAの場合は1年以内のスコア20枚の中で良い方から10枚を使用する。
    1年以内のスコアカードが20枚無い場合は暫定ハンディになる。

  (2)各スコアの成績は微調整を掛けておく。
   a.特に乱れたホールを除外して本来の能力を見るため、その人の     ランクに応じた修正を掛ける。たとえば現在ハンディ10の人は     10ホールを+2, 残り8ホールを +1 の所まで下げる。たとえば     ほとんどのホールをパーかボギーで回っていて1ホールだけ     +5, もうひとつ +4 などというのがあったら、この2ホールを     +2 で回ったものとして計算して良いのである。
    
    初めてJGAのハンディを計算する人は HDCP40とみなしてこの     調整を行って良い。

   b.成績は打数から72を引いたものではなく、実際のコースの     コースレーティングを引くものとする。コースレーティングは     日本のゴルフ場ではたいてい68〜73程度である。

  (3)その調整された10個のスコアの平均に 0.96 を掛けたものが     ハンディになるのだが、実際には JGA が定めた対応表により     決定されることになっている。

 ※ペリア方式   その日の試合からハンディを出す方法の基本。アウト・インそれぞれ   から、ショート1・ミドル1・ロング1の隠しホールを選んでおき、   その6ホールの成績の3倍から72を引いた数字に0.8を掛ける。
  つまりその人の実力を見るためのサンプリグを行う訳である。
 
 ※変則ペリア方式   ペリア方式の欠点はわずか9ホールの中からショート、ミドル、ロング   を抜き出そうとするとショート・ロングに関しては「ここかな?」と   予想できてしまうという問題があり、予想できたらそこをわざと悪い   成績で回ればハンディを大きくして上位を狙うことができる。
 
  そこでより予想しにくいようにアウト・イン関係なしにショート1・   ミドル4・ロング1を抜き出すのが変則ペリア方式である。

 ※新ペリア方式(ダブルペリア方式)   なんと12ホールも隠しホールを設定する方式である。隠しホールの   合計打数を1.5倍して72を引いた数字に0.8を掛ける。実力は   正確に見れるが、勝敗に偶然の要素が強くなりすぎる問題もある。

 ※キャロウェー方式   成績の悪いホール1〜5個(合計打数により加減)の合計打数から   ハンディを計算する方法である。実際には下記の早見表を適用する。
  
  

  707172スクラッチ
737475  最悪Hole打数の半分
7677787980最悪Hole打数
8182838485最悪hole打数+2番目に悪いholeの打数の半分
8687888990悪いhole2つの合計打数
9192939495悪いhole2つの合計打数+3番目に悪いholeの半分
96979899100悪いhole3つの合計打数
101102103104105悪いhole3つの合計打数+4番目に悪いholeの半分
106107108109110悪いhole4つの合計打数
111112113114115悪いhole4つの合計打数+5番目に悪いholeの半分
116117118119120悪いhole5つの合計打数
121122123124125悪いhole5つの合計打数+6番目に悪いholeの半分
126127128129130悪いhole6つの合計打数
+2+1-1-2←HDCP加算値
  例えば、グロスが105でホールごとの成績が悪い方から 9,7,7,6,6,6,...   だった場合、(9+7+7) + 6/2 = 26 に加算値 -2 を加えて 24である。
  これがグロス106なら 9+7+7+6=29 に加算値 +2 を加えて 31。これだと   ネットでは105の人が105-24=81, 106の人が106-31=75 となって逆転!する。

  実はこのキャロウェー方式の欠点はグロスの下1桁1,6の人のハンディが   多すぎることである。

■ブービー

 趣味のゴルフの大会においては、当然上位の人を表彰するが、下から  2番目の人を特にブービー(booby)といって、最下位の人には勝った、  ということから表彰する風習がある。次はもっと上を目指しなさいと  いう意味である。
 
 (なお、boobyというのは本来は最下位の意味であった)


↑
(C)copyright ffortune.net 1995-2016 produced by ffortune and Lumi.
お問い合わせはこちらから