九州場所

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今年2000年は11月5日から大相撲九州場所(正式には十一月場所)が始まります。

明治の頃まで相撲は「1年を10日で過ごすいい男」と言われ、年に1度10日間の興行が行われるだけでしたが、その後、日数は15日間になり、行われる回数も次第に年2回・年3回・・・・と増えてきて、1958年からは現在の6場所制になっています。行われる場所は下記の通りです。

正式名称通称 場所
一月場所初場所東京・両国国技館
三月場所春場所大阪・大阪府立体育会館
五月場所夏場所東京・両国国技館
七月場所名古屋場所名古屋・愛知県体育館
九月場所秋場所東京・両国国技館
十一月場所九州場所福岡・国際センター

九州場所は九州巡業が昇格して1957年に生まれました。当初は福岡天神のスポーツセンター(現ソラリアプラザ)で行われていましたが、その後1974年からは九電記念体育館、1981年から国際センターに会場を移して来ました。

その中では、色々な名勝負がありましたが、中でも千代の富士絡みの記録が大きく光ります。

千代の富士は、国際センターができた最初の年1981年から1988年まで8年連続、九州場所で優勝しました。そしてその最後の年は14日まで53連勝をし、千秋楽に54勝目が掛かっていたところを大乃国に破れ、双葉山の69連勝の記録を抜く夢は消えました。

1957 玉乃海
1958 朝汐
1959 若羽黒
1960 大鵬
1961 大鵬
1962 大鵬
1963 栃ノ海
1964 大鵬
1965 大鵬
1966 大鵬
1967 佐田の山
1968 大鵬
1969 北の富士
1970 玉の海
1971 北の富士
1972 琴桜
1973 輪島
1974 魁傑
1975 三重ノ海
1976 北の湖
1977 輪島
1978 若乃花(2)
1979 三重ノ海
1980 輪島
1981 千代の富士
1982 千代の富士
1983 千代の富士
1984 千代の富士
1985 千代の富士
1986 千代の富士
1987 千代の富士
1988 千代の富士
1989 小錦
1990 千代の富士
1991 小錦
1992
1993
1994 貴乃花(2)
1995 若乃花(3)
1996 武蔵丸
1997 貴ノ浪
1998 琴錦
1999 武蔵丸

こうしてみると、1960年代の大鵬と1980年代の千代の富士の活躍というのはほんとうに目立ちます。なお、最初の九州場所を制した玉乃海は大関目前で病気になり前頭14枚目まで落ちたところで奇跡の再起。この場所をなんと全勝優勝で飾りました。

また、1970年の九州場所を制した玉の海は14日目まで全勝でしたが千秋楽大鵬に敗れ決定戦になりました。そしてこれを制して優勝。秋場所に続く連続優勝を果たしました。玉の海(元玉の島)は格好のライバル北の富士との幾つもの名勝負が語り継がれている横綱です。この年の初場所2人は13勝2敗で並び優勝決定戦で北の富士が勝って優勝しましたが、二人同時に横綱昇進を果たしました。しかし惜しくも翌年10月盲腸の手術後急死しました。


(2000-11-05)


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