求愛行動

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■求愛行動
●婚姻色を使用するもの

●精包を使用するタイプ

●交尾を行うタイプ

●特殊?な受精方法

ミミズは雌雄同体で、雌性生殖器と雄性生殖器の両方を持っています。そして受精は気に入ったミミズ?と出会ったら相互交接の形式で精子のやりとりをします。つまりミミズのAさんとミミズのBさんが出会うと、Aさんは自分の精子をBさんの雌性生殖器の中に送り込むのと同時に、Bさんも自分の精子をAさんの雌性生殖器の中に送り込むのです。しかも、二頭のミミズはこの「ダブルセックス」をしている最中、ゼリー状の液で自分たちの身体を包み込んでしまいます。つまりHをする前に家を作るわけで、なかなかすごい。しかもこの「家」はその後で生まれた受精卵を保護する役目も果たすのです。ミミズって意外と高等な生き物なのかも知れません。

カタツムリもやはり雌雄同体でミミズと同様の「精子交換」で同時受精します。カタツムリの場合は角の先にある生殖門を相互にくっつけ、それぞれ自分の生殖器を相手の身体に差し入れて精子を放出します。

タコは精包を使うタイプですが、オスは自分の腕の内の1本を使用してそれをメスの身体の中に押し込みます。このために使用する腕の先には吸盤がなく「交接腕」と呼ばれています。これがは虫類やほ乳類で言えば、ペニスの役目を果たしているわけです。そういう意味ではタコというのはメスは8本足だが、オスは7本足+ペニスと考えることも可能なのかも知れません。イカの場合もタコと同様にオスの10本の腕の内のひとつが特殊化していて交接腕になっています。

タコの一部にはオスがメスより極端に小さいタイプがいます。アミダコなどの類ですが、この場合身体は小さくても交接腕だけは発達していて、身体本体よりも長くなっています。そしてメスと出会うと精包を交接腕にのせてメスに押し込みますが、オスはそのまま腕を切断してしまいます。するとその腕が精包の外ブタの役割を果たし、受精は万全ということになります。この腕はそのままメスの体内に残ることになります。しかし人間で言えばセックスしたらそのまま、おちんちんを根元から切断して女性のヴァギナの中に残してしまう、なんて話で、いや凄いですね。

このように交接の際に自分の身体を犠牲にするタイプのオスは比較的広く見受けられます。クモの仲間には、交接しながら自分自身をメスに餌としてプレゼントしてしまい完全に食べられてしまうものもいます。カマキリのオスもご存じのようにメスの食糧になることになっています。まさに子孫を残すのも命がけ。

チョウチンアンコウの一部の種にはオスがメスの何十分の一というサイズで、メスのからだに付着し、組織的にも一体化してしまっているものがあります。このオスは自分では餌をとらずに、メスのからだから直接栄養を供給してもらって生きています。しかし精子をメスに渡してしまった後は力つきて、メスの身体の中に完全に吸収され消滅します。



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