非性別的用語

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英語では gender-free な言葉というのが現在推奨されており、公的な場ではそういった言葉を使用するのが正しいとされています。たとえば議長を chairman ではなく chair person または chair と言ったり、警官をpoliceman ではなく police officer と言う、などというのは割と知られていますが、こういうものの一覧表というのは、あまり日本では紹介されていないようです。そこで私が知る範囲のものを下記にあげます。
anchorman アナウンサーanchor anchorperson
businessman ビジネスマンbusiness person, business executive, business manager, manager
cameraman カメラマンcamera operator, photographer
chairman 議長chair (chair person), head
clergyman 牧師clergy, minister, priest
congressman 下院議員member of Congress, representative, legislator
councilman 市会議員council member
counter girl
counter man
バーテンダーcounter attendant
draftsman 製図者draftsperson, artisan, crafter
fireman 消防士fire fighter
foreman 親方supervisor
housewife 主婦house holder, home manager, homemaker
Irishman アイルランド人the Irish
layman 聖職者でない人layperson, lay people, lay, lay member
linesman 線審assistant refereer
mailman
postman
郵便屋さんmail carrier, letter carrier, postal worker
man-hour 人時person-hour
man-day 人日person-day
mankind 人類humanity, human beings, peolple
man-made 人工/手作りartificial, hand made, synthetic, manufactured, drafted, machine made
man of the street普通の人average person
policeman 警官police officer
repairman 修理者repairer
salad girl
salad man
サラダを配る人salad maker
salesman セールスマンsalesperson, sales representative, salesclerk, agent
seamstress お針子sewer
spokesman 代弁者spokesperson
stewardess 客室乗務員flight attendant
weatherman 天気予報官forecaster, weathercaster
workman 労働者worker

また、英語には潜在的男性名詞・女性名詞と呼ばれるものがあります。例えば nurse といえばたいてい女性を連想するため、男性の nurse はわざわざ male nurse というように、male/female/man/woman/lady/he/she などなどを付ける習慣がありました。これはやめましょう、という話になっています。

こういうことには言葉だけではなく社会的な運動が必要です。つまり男性のnurse, 女性のdoctorやlawyer, などが、もっともっと増える必要があります。

waiter / waitress → waiter actor / actress → actor author / authoress → author host / hostess → host nurse / male nurse → nurse doctor / lady doctor → doctor lawyer / woman lawyer → lawyer poet / poetess → poet また、日本でも時々見かける表現ですが、ことさらそれが特別なことであるかのような、carrer girl, professional woman, lady officer, lady pilot などといった表現も、そもそもそういうことを取り上げること自体が、たいていの場合、かなり間違っていると思われます。そのことから考え直す必要がありそうです。

■Ms.Mrs.Missについて

女性の敬称に何を使うかについて、現在は過渡期にあります。あと10年もしたら、ほとんどの女性は Ms.で構わないということになるのではないかとも思われるのですが、現時点では、本人の意志で、Ms.を使う人、Mrs./Missを使う人がいます。これは当面は本人の意志を尊重する以外にない所でしょう。

逆に言うと、私たちが英文で手紙や電子メールを書くときにも、自分がどの敬称を使っているのかを明記してあげた方が親切と思われます。

■こんな言葉は??

よく話題にされるのが manhole とか boycott とかはどうなのだ、というのですが。。。。別にいいんじゃないかな、と思うんですけどね。。。私は。

■s/heって何て読むの?

英語には男女両性に使える三人称の代名詞が存在しませんので、そこで時々見られるのが s/he です。

読み方はたぶん人によって違うと思うのですが、たぶん she-he または she or he と読んでいるのではないかと思います。


(2000.1.17)


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