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グリーク(1843-1907)

1843年6月15日、「ペールギュント組曲」で知られる作曲家グリーク(Edvard Hagerup Grieg)がノルウェーのベルゲンで生まれました。(-1907.09.04)

ペール・ギュントはノルウェーの伝説上の人物で、グリークは彼を主人公にして文豪イプセンが書いた韻文劇の音楽を依頼されて作曲しました。この中には「朝」「山の魔王の宮殿にて」「アニトラの踊り」「ソルヴェイグの歌」など誰でも知っている曲が含まれています。

ペールギュントの物語の大筋は次のようなものです。

 ・ペール・ギュントは恋人のソルヴェイグを放ったらかしにしたまま結婚式をあげている最中の娘イングリッドを誘拐して山中に連れ込んでしまう。

 ・しかしイングリッドとの生活にすぐに飽きてしまった彼は山の魔王の娘と知り合い、結婚しようとするが、魔王から「娘と結婚するなら魔物になってもらおう」と言われ、慌てて逃げ出す。

 ・山から逃げ帰ったペール・ギュントはいったんはソルヴェイグと元の鞘に納まりしばらく静かに暮らしているが、そこへ魔王の娘がペールとの子だという子供を連れて現われた為、実家に逃げ込む。病にかかっていた母オーゼは息子の顔を見て安心して息を引きとる。

 ・朝が来る。ペール・ギュントは新しい冒険がしてみたくなりモロッコ・アラビアと旅するが、モロッコでは詐欺師にだまされ、アラビアではまた美しい娘アニトラにすっかりだまされて財産を全部巻き上げられる。

 ・しかしそれにもめげずペールはエジプト、アメリカと渡り歩き、アメリカ西部で金鉱を掘り当てて大金持になる。

 ・しかしやがて年老いて故郷が恋しくなったペールはノルウェーに帰ってくる。そしてふと以前ソルヴェイグと暮らした小屋をたずねると、彼女はずっと彼の帰りを待ってくれていた。ペールはソルヴェイグの前で泣き崩れ、彼女の膝枕で子守り歌を聞く。そしてやがて安らかな死を迎える。


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