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中部国際空港開港(2005)

中部国際空港(通称セントレア)は2005年2月17日に開港しました。それに伴い、旧名古屋空港(小牧空港)は名古屋飛行場(通称「県営名古屋空港」)に改称され、その機能のほとんどが新空港に移管されました。

「羽田・成田」「大阪・関空」などでの諸問題と比較すると、名古屋→中部というのは、空港の移管がひじょうにうまく行った例という気もします。空港のIATAコード "NGO"も名古屋空港から中部国際空港に移動されました。(県営名古屋空港の新たなIATAコードはNKM)

もともと名古屋の空港は名古屋港に1934年小さな飛行場が作られたのですが、手狭であることから1944年に「拡張のため一時閉鎖」したあと、実際にはそのまま放置されてしまい、1952年からは旧陸軍小牧飛行場(1944年建設)を使って民間の旅客便が運行されはじめました。1960年に第二種空港に指定され「名古屋空港」と改名されました。

しかし滑走路が2700mしかなく離着陸が困難な機体もあること、滑走路が自衛隊小牧基地との共用であること、環境問題から夜間の離着陸が困難であること、空港施設が手狭であるとともに名古屋市内からのアクセスがバスなどしかないことなどから、伊勢湾沖に新空港が計画され、愛知万博(2005)の開催にあわせて予算などもついたことから一気に計画が進み、2000年に空港島の工事が本格的に始まり、2005年2月17日の開港に至ったものです。

名古屋市内からは名鉄の特急ミュースカイで名駅と空港駅が28分で結ばれており、また高速道路も名古屋高速大高ICまたは伊勢湾岸道大府西ICから、知多半島道路・知多横断道路・中部国際空港連絡道路と走ってやはり30分ほどで行くことができます。小牧時代に混雑する道路で出発時刻が気になってイライラしていたのからは、大きな改善となりました。

空港の運営は、なんといっても不況やテロなどによる航空業界冬の時代の中順風満帆とはいえないものの、かなり善戦している部類に入るものと思われます。現在24時間運用体制への移行をにらみ2本目の滑走路の計画もされています。

私は2004年夏に名古屋に行った時に小牧の方を利用し、翌年の夏に行った時はセントレアの方を利用しました。重たい荷物を持って名駅周辺や栄の地下街を歩きまわったりして苦労した2004年に比べて、JRや地下鉄との乗り換えも楽でミュースカイの快適なシートに身をゆだねて旅の疲れを癒すことのできた2005年はひじょうに良い印象を持っています。

(2011-02-17)


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