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日活ロマンポルノ始まる(1971)

1971年11月20日、日活ロマンポルノの第1作が公開されました。

映画会社の日活は大正元年「日本活動写真株式会社」として設立されました。

無声映画時代には尾上松之助らを使って多くの人気映画を制作。その後、戦時体制下では「大日本映画製作会社」になっていましたが、戦後「日活映画会社」として再出発。「ビルマの竪琴」などの名作や、石原裕次郎・小林旭などの大スターを得て「太陽の季節」「狂った果実」「南国土佐を後にして」「ギターを持った渡り鳥」などの日活青春映画のヒット作を次々と世に送り出しました。

しかしその後に続くスターが出なかったことと、映画産業全体の衰退から日活は経営不振に陥ります。そしてその起死回生のアイデアとして出てきたのが、この日活ロマンポルノでした。

数百万円という非常に小さな予算で女性の肌を露出させることで男性客を集めようという営業方針です。往年の日活ファンには少なからぬ動揺を与えましたが、それなりに成功し、日活はなんとか再生しました。しかし新しいファンにとっては日活という映画会社はエッチな映画を作っている会社、というイメージになってしまいました。

1988年、日活は17年ぶりに一般映画にも復帰します。「ロッポニカ」シリーズです。またスタジオレンタル事業なども展開して、「南極物語」(フジテレビ・学研・蔵原プロ)「天と地と」(角川)などの名作の制作に貢献しました。しかし、こういった動きも、映画界全体の衰微には逆らえませんでした。1993年会社更生法申請。再建は認められ、今日活はまた新たな道を模索しています。


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