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さくら住友の提携(1999.10)

1999年10月14日、さくら銀行と住友銀行が合併を視野に入れた提携を行うことを合意し、国内に衝撃が走りました。(2001年4月に「三井住友銀行」誕生)

大銀行の合併については先に第一勧銀・富士銀行・日本興業銀行が合併を目指すことを同年8月20日に明かにしており(後のみずほ銀行)、それに続く大銀行の合併として日本が「メガバンク」時代に入った象徴でもあったのですが、さくら銀行は元々太陽神戸銀行と三井銀行が合併したもの。三井財閥の中核でもあり、一方の住友銀行はむろん住友財閥の中核、ということで、日本の四大財閥の中核銀行の合同であり、今後は財閥の壁を越えた企業統合が進んでいくのだということを、極めて象徴的に表す統合となりました。

なおこの当時、さくら銀行はampm店頭のコンビニATMやネット専業銀行設立のプロジェクトを進めており、また住友銀行はDLJ証券に資本参加して株や投信などの取引に関わろうとして、各々これまでの銀行の活動の枠を越える活動をしようとしていました。これらのプロジェクトは銀行の統合によっても全く滞ることなくスムーズに進められ現在、@BANK, Japan Net Bank, 楽天証券、として大きな存在感を成しています。

@BANKの仕組みがあったからこそ後発のIY BANKもこのシステムを利用する形で都市銀行ネットワークBANCSにつながることができましたし、JapanNetBankはオンライン決済でクレカ決済の代替を与える大きな勢力となってきています。そして楽天証券は優秀なトレーディングソフト「マーケットスピード」で日本の個人株式取引の世界に革命を起こしました。

なお、三井住友銀行の英文表記は、Sumitomo Mitsui Banking Corporationですが、日本語と同じ順序 Mitsui Sumitomo にしてしまうと、金融界でその名を知らないものはいない Morgan Stanley と略称が衝突してしまうので、さすがに避けたのだろう、と巷では噂されています。


(2004-10-14)

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