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自殺点の選手殺害さる(1994)

1994年7月2日、コロンビアで、この年行われたサッカーのワールドカップでオウンゴールを入れてしまったアンドレス・エスコバル選手が数人の男に囲まれ、12発もの銃弾を受けて死亡する事件がありました。

サッカーでは誰が入れてもゴールに入れば得点になりますので、ゴール前で激しい攻防をしている場合、守備側の選手が蹴ったボールがたまたまゴールに飛び込んでしまうこともあります。これをオウンゴールといいます。積極的に相手のボールを取りに行けば時に起きうる事故で、私も中学のときやらかしてしまったことがあります。

しかしサッカーというのはなかなか点数の入らないゲームなので、このオウンゴールが重くのしかかってくることもあります。この試合(アメリカ戦)でコロンビアは結局1対2で負けてしまいます。オウンゴールが無ければ引き分けていた所。

そもそもこの年のコロンビアは優勝候補でした。南米予選ではマラドーナを擁するアルゼンチンにも勝っています。ところがワールドカップに来てみると、予選リーグでスイスには勝ったもののルーマニアに1対3で負け、アメリカにも負けて信じがたいことに予選リーグ最下位。決勝進出もなりませんでした。エスコバル選手はこのチームの守りの中心でしたので、ルーマニア戦で3点も取られた上にオウンゴールまでやらかしたことに、一部の観戦者が熱くなってしまったのでした。

エスコバル選手を射殺したグループはコロンビアの予選敗退により、賭けで巨額の損害を出してしまった人たちではないかと言われています。

この頃まで、この味方ゴールに入れてしまうことを多くの人が「自殺点」と言っていたのですが、この事件以降、シャレにならんということでオウン・ゴールという言い方が普及しはじめました。

なお、ワールドカップの試合結果により選手が何かのトラブルに巻き込まれたものとしてはこのようなものもあります。

■イタリアのトマト責め事件

 1966年ワールドカップで、優勝候補のイタリアが北朝鮮に負けて予選敗退。(北朝鮮はこれが効いて決勝トーナメント進出。北朝鮮はアジアで唯一決勝トーナメントに行った国である)帰国したイタリア選手団に空港で大量にトマトがぶつけられた。

■日本の清涼飲料水事件

 1996年のワールドカップで日本は3敗で予選敗退。得点は中山がジャマイカ戦で入れた1点のみで、フォワードの要として期待された城は無得点。しかもゴールほ外しても笑っている姿やガムをかみながらプレイしている姿が映されて、かなり頭に来た人たちがあったようである。そこで成田空港で帰国して来た所に清涼飲料水がぶっかけられる事件が起きた。


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