キリスト教の宗派

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大まかな分類

とてもとても個人的な見解でキリスト教の宗派は4つに別れると考えています。

カトリック

カトリック(catholic)は1054年の教会大分裂(Great Schism)以降のローマ教皇庁を中心とする西方教会の流れを汲む諸派である。教会の管理者は「司祭(Priest)」(通称「神父(Father)」)と呼ばれ、多くの派で結婚が禁止されており、また男性のみ就任が可能である派も多い。
カトリックでは教会の地位が高く、また7つの秘蹟(sacrament: 洗礼, 堅信, 聖体, ゆるしの秘跡, 病者の塗油, 叙階, 婚姻の秘跡)が認められている。
 
なお「ミサ(Mass)」が行われるのは基本的にカトリックだけである。

プロテスタント

プロテスタント(Protestant)はマルティン・ルター(1483-1546)によるいわゆる「宗教改革」以降にローマ教皇庁から分離した諸派や同様の傾向を持つ諸派である。実際の教義にはかなりの幅がある。多くの場合、教会の管理者は「牧師(Pastor)」と呼ばれることが多い。牧師は多くの派で結婚が可能であり、また女性の牧師が認められている派も多い。
 
多くの派では教会は単なる信者の集合場所であり、牧師も信者の代表と考えられる。結婚が認められるのも牧師が一般の信者にすぎないからであり「聖職者」ではないからである。カトリックの「ミサ」に相当するものは「聖餐式(Eucharist)」と呼ばれる。
 
ルター派・カルヴィン派・改革派・長老派・メソジスト派などのほか、パプテスト・クェーカーなどもプロテスタントの系統と考えられる。社会鍋で有名な救世軍もプロテスタントであり、メソジストに近いとされる。
イギリス国教会(Church of England)やその系統を組む聖公会(Anglican Church)は教義的にはカトリックとプロテスタントの中間と考えられるが、プロテスタントの一派とみなされることもある。

オーソドックス

オーソドックス(Orthodox,正教)は1054年の教会大分裂以降の東方教会の流れを汲む諸派である。元々キリスト教には5つの総主教が置かれていたが、大分裂によりローマ総主教が分離したため、残りの4つの総主教が正教の中心となった。この4つの総主教の流れを汲むのが、コンスタンティノーブル(現イスタンブール@トルコ)、アレクサンドリア(現在はカイロに置かれている)、アンティオキア(実務はダマスカス@シリアで行われている)、エルサレムの4つであり、その後更に5つの総主教が置かれた。これらは組織的には別であっても、教義は基本的に共通である。
なおカトリックのミサに相当するものは「聖体礼儀(Divine Liturgy)」と呼ばれる。

キリスト教系新宗教

これらはそれぞれ組織のあり方や教義などもそれぞれである。この系統には、たとえば、末日聖徒イエス・キリスト教会 (モルモン教)や、エホバの証人(ものみの塔)などがある。
ユニテリアン・ユニヴァーサリスト(UU)もこの系列と考えられる場合もあるが、UUの信徒は必ずしも自分をキリスト教徒とは考えていないようである。UUはとても自由であり、仏教徒のユニテリアン・ユニヴァーサリストなどというのも容認されるのがこの派の特色である。
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