妙見菩薩

 北斗信仰との習合で生まれたもので、北極星の神格化であると言われていま
 す。目が美しく澄み切っていて、物事の真相を見極める力を持っているとさ
 れ、国土を守り災厄を防ぐとともに、目の病にも効験があるとされます。

 尊像は二臂の像と四臂の像があり、二臂の場合は左手に蓮華を持ち、その蓮
 の上には北斗七星があります。また、四臂の場合は、筆・紙・日輪・月輪を
 持っています。

 妙見菩薩は単独でも祀られていますが、回りを七星の北斗菩薩に守られてい
 る場合も多いようです。この尊名は

   破軍星−武曲星−廉貞星−文曲星     貪狼星
    金   地   依  増 |     | 日
    剛   蔵   怙  長 |     | 輪
    手   菩   衆  菩 禄存星−巨門星 菩
    菩   薩   菩  薩  光   月  薩
    薩       薩     明   輪
                  照   菩
                  菩   薩
                  薩    

 となります。各菩薩の担当は

   日輪菩薩  正星であり、陽徳を司る。   種子ベイ
   月輪菩薩  法星であり、陰刑を司る。   種子タラ
   光明照菩薩 令星であり、障害を司る。   種子キャ
   増長菩薩  伐星であり、天理を司る。   種子ハラ
   依怙衆菩薩 殺星であり、中央・四方を司る。種子トロ
   地蔵菩薩   陽星であり、天食五穀を司る。 種子ナ
   金剛手菩薩 部星であり、兵事を司る。   種子ヴァ

 となっています。北斗曼陀羅には、この他十二宮(星座)や二十八宿、
 日・月および五惑星、羅ゴウ・計都まで出て来ます。なお妙見菩薩の
 真言はオン・スネリ・スネリ・チッタ・ソワカ。種子はソです。



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