全国66ヶ国お寺巡り99(34)紀伊

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本福寺を出てからバスで津名港まで戻ります。12:30の大阪湾フェリーに乗り 1時間10分で和歌山市の近く、深日港へ。南海電鉄でいったん、みさき公園に 出て、和歌山市駅へ。今度はJRに乗り継いで和歌山駅に出た後、和歌山線に 乗り継いで橋本へ。ここから再び南海電鉄に乗り換え、極楽橋へ。そして今 度はここからケーブルカーに乗り換え高野山駅へ。更にここから南海りんか んバスで、もちろん着いたところは高野山。今日はもう遅いので、予約して いた宿坊に泊まります。

明けて3月19日(金)。

高野山は弘法大師・空海が開いた道場です。日本の仏教は欽明天皇の時代に 正式に伝来したあと、聖徳太子をはじめとする蘇我一族の手によって広めら れ、その後多くの留学僧や渡来僧によっていわゆる奈良仏教が発展しますが その後平安時代初頭に空海と最澄(伝教大師)が真言宗・天台宗を伝えたのが 後の基礎となります。最澄が開いたのが比叡山で空海が開いたのが高野山。
天台宗の中心が比叡山と三井寺で、真言宗の中心は高野山と東寺です。

比叡山の方はその後仏教を学ぶ者の聖地として機能し、法然・親鸞・栄西・ 道元・日蓮などといった名僧が比叡山から出ました。高野山の方は宗派に よらない修行の場として早くから禅宗などの他宗派を受け入れ、またここを 拠点とする多くの「高野聖」たちが全国を行脚して民間レベルにまで仏教を 浸透させる役割を果たしました。

さて、ここで今日最初にお参りしたのは金剛峯寺です。高野山全体をも金剛 峯寺と呼ぶ訳ですがここで更に金剛峯寺というのは豊臣秀吉が母の菩提供養 のために建立した寺で元は青巖寺といいました。明治元年に金剛峰寺の名前 となり高野山真言宗の総本山となっています。

続いて西側へ600mほど移動。高野山の中心である壇上伽藍に来ます。仏像と 柱に描かれた菩薩像で構成された立体マンダラのある根本大塔、その隣にあ る金堂はこの寺域で最も歴史の古い建物。そして隣の御影堂は弘法大師の 「生身の御影」がまつられている所。順にお参りしていきます。
(現在の建物は根本大塔が昭和12年,金堂が昭和7年)

そして最後は奥の院の大師御廟。参道をずっと入った所にあります。伽藍か らは30分ほど歩いたでしょうか。今日は一日この聖地の独特の雰囲気を満喫 します。


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