全国66ヶ国お寺巡り99(56) 遠江

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さて、再びバスで清水駅まで戻ってみると2時半でした。14:37の東海道線に 乗りちょうど1時間乗って、掛川で降ります。このあともう遅くなってしま うので今日はここでストップ。投泊します。

翌3月30日(火)。掛川から朝1番の天竜浜名湖鉄道に乗り、8:00に金指に到 着。ここからバスに乗って目指すのは方広寺です。

臨済宗方広寺派大本山。深奥山方広寺。

開山は後醍醐天皇の第11皇子の無文元選禅師(円明大師)。禅師は京都の建 仁寺で出家。中国に渡り、笑隠大訴や古梅正友に師事。帰国後は当時の南北 朝のきな臭い政治情勢を嫌ってひたすら政治とは無縁を貫き、各地を巡錫し ておりました。

そして元中元年(1384)に禅師はこの浜名湖北岸の地に立ち寄りますがここで この地の地頭・奥山朝藤に請われて逗留。そしてこの方広寺を建立するに至 りました。禅師の後輩修行僧への指導の厳しさは有名だったそうですが、そ れでも禅師を慕って多数の修行僧がこの寺に集まったとのことです。

後に、天正8年(1580)、徳川家の祈願所となり、その後幕府・朝廷の篤い保護 を受けました。明治14年に火事で堂宇を消失しますが、その後再建されてい ます。現在の本堂の山号額は昨日も出てきた山岡鉄舟が揮毫したものです。

広い境内を歩いて本堂でお詣りしたあと、半僧坊権現に回ります。ここは火 伏せの神・諸願成就の神としてたいへん有名な所です。朝早いというのに、 けっこうな参拝客がいます。そちらもお詣りしてから、寺を後にします。


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