全国66ヶ国お寺巡り99(61) 伊賀

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伊賀国は伊賀盆地の部分です。忍者の里として有名で、実際に滋賀県の甲賀 とともに、江戸幕府に多数の忍びの者が登用されていたようです。この地の 出身の松尾芭蕉なども、実は忍者だったのではないかという説があるくらい です。

今日行くのはその伊賀盆地の北部の大山田村です。一身田からJRに乗り、 亀山で乗り換えて関西本線を西進。伊賀上野まで来ます。近鉄に乗り換えて 上野市駅まで来て、ここからバスで成田山まで。

着いたところは新大仏寺です。「成田山」というのは別にこの寺の山号では ありません。昭和40年に成田不動尊がここに勧請され、寺内の成願寺に祭ら れているためです。このため、交通安全の守り神として参拝に訪れる人も多 いようです。

このお寺は、鎌倉時代初期に、奈良の大仏を再建する際、そのプロトタイプ として作られたビルシャナ仏が納められてできたお寺です。建仁2年(1202) 重源の開基。このビルシャナ仏の頭部は快慶の作。胴体は祐慶の作です。
このため「阿波の大仏さん」の愛称があります(ここは元は阿波村)。総高 は6.1mです。

一時期荒れていたこともあるようで、芭蕉の句に「丈六に陽炎高し石の上」
というのもありますが、江戸時代、この地の藩主藤堂氏に保護されて栄えた ようです。重文が多数あります。

この静かな山間の村で、東海道は踏破しました。

いよいよ次回からは最後の道である東山道に入ります。(今年中には終わり ます。夏までに完了できなくて済みませんでした)


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